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お知らせ【スタッフが呑む – その十】泉太のどぶろく「ぶなの雫」


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(2021.03.31 15:00)

南会津 地酒

 

南会津では、豊かな大地の恵みと綺麗な水を活かして酒造りが行われています。日本酒、米焼酎、どぶろく・・・丹精込めて仕込んだお酒からは蔵人たちの情熱と愛が伝わってきます。

おいでよ!南会津。スタッフが、南会津のお酒を自分なりのシチュエーションで、南会津の肴で呑んだレポートです。個人それぞれの感性でお伝えしますので、やや主観的な表現かもしれませんが、どうぞご容赦ください。

 

南会津 地酒

泉太(せんた)のどぶろく
只見町の山里、叶津地区にある民宿「やまかのうや」は、渓流釣りや浅草岳の登山客に人気の民宿です。2006年(平成18年)にどぶろく特区の認定を受け、主人の佐藤泉太さんがご自身で生産したお米でどぶろくを作っています。

日本有数の豪雪地帯で知られる只見町。やまかのうやの近くを流れる叶津川の水は豊か。自然の恵みをたっぷりうけた地で、お米と米麹だけでどぶろくを丁寧に仕込んでします。
  

ぶなの雫
アルコール度 12度~16度
食米、米麹


 

南会津 地酒今回の「南会津の酒を呑む」シリーズはスタッフSです。

南会津の美味しいものと地酒を呑むシリーズも10回目。今回は民宿やまかのうやの「泉太のどぶろく ぶなの雫」をいただきます。

ご主人の佐藤泉太さんが、ご自身で栽培したお米を、ご自身で丁寧に仕込んでいます。今回レポートするやや甘口の「ぶなの雫」のほか、辛口の「ぶなの泉」、旨辛口の「ぶなの煌(きらめき)」がラインナップ。ぶなの雫とぶなの泉は2種類の風味があります。ひとつは火入れをして発酵を止めたまろやかな仕上がりの瓶入り。もうひとつは、火入れをせず麹が生きたまま冷凍し、瓶より風味豊かな仕上がりの冷凍パックです。


 

南会津 地酒南会津の酒を呑むシリーズは、スタッフそれぞれが自分なりのシチュエーションで吞みます。ということで、今回は列車旅でどぶろくを楽しんでみました。

列車旅ですので、肴はもちろん駅弁です。

会津田島駅の売店で「しんごろう入り 南会津おふくろ弁当」を買い求め、カバンにぶなの雫をしのばせ「AIZUマウントエクスプレス1号」乗り込みました。

会津田島駅10:42発、西若松駅11:45着、1時間3分の列車旅にLet’s GO!


 

南会津 地酒南会津 地酒南会津 地酒
会津田島駅改札のすぐ前にある売店「やまびこ」では、この「南会津おふくろ弁当」のほかにも、「松茸二段弁当 南山のたび」という駅弁も販売していて、どちらも人気があります。

包み紙の裏にはお弁当の説明書きがあり、南会津を中心とした会津地方の特産品がたっぷり入っていることがわかります。名前の通り、素朴だけど愛情がたっぷり詰まったおふくろの味がてんこ盛りです。

ふたを開けるとついつい顔が緩んでしまいます。

 

 

南会津 地酒写真のまあるい物体は「しんごろう」と言い、南会津町や下郷町に伝わる郷土料理です。

その昔、お正月にお供え物のお餅を買うお金がなかった「新五郎」さんは、ご飯を半つきにして串にとり、じゅうねん味噌(エゴマ味噌)をぬり、囲炉裏で炙りました。これがおいしいと評判になり広まっていったとか。

甘じょっぱいじゅうねん味噌と炭火で焼いた香ばしさ、やわらかいご飯が後を引きます。しんごろうの甘さをどぶろくの辛さが包み込み、駅弁の一品ですがちびちびやりたくなります。


 

南会津 地酒一切れしか入っていなかったのが残念でなりませんが、ピンク色のお漬物は南会津町舘岩地区の特産品「赤カブの甘酢漬け」です。田舎らしい味が、田舎らしいどぶろくにぴったりなんです。

ほかにも、南会津町の特産品アスパラの天ぷら、会津地方を代表する味の一つにしんの山椒漬け、山の恵みたっぷりの本ぜんまいと打ち豆の煮物、青じそのおにぎりには地域のおかあさんが漬けた梅干しなどなど、旅気分を盛り上げてくれる優しい味がたっぷり入った駅弁でした。

どぶろくの酔いとおいしい郷土の味、列車の揺れが気分を良くしてくれます。みなさんも列車で南会津を訪れる時には、南会津のお酒と駅弁をぜひ!


 

泉太のどぶろく(民宿やまかのうや)の詳細はこちらから。
泉太のどぶろく

 

 

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