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スタッフがゆく2/9(土)只見ふるさとの雪まつり1日目に行ってきました!


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「只見ふるさとの雪まつり」1日目に行ってきました!

~2019.2.9(土)~

 

 

 

2月9日(土)~10日(日)、第47回只見ふるさとの雪まつりが只見駅前広場にて開催されました。期間中は今年最大の寒波との予報もありましたが、穏やかな天候に恵まれました。

  

全国屈指の豪雪地域の只見ですが、今年は暖冬の影響により、例年よりも積雪も少ないので、目玉である大雪像が無事に完成出来るのかと心配をしていました。

会場に到着すると、巨大な雪像の入場門が迎えてくれて、そんな心配は不要でした。真っ白な入場門をくぐると、素晴らしい白銀の世界が広がります。案内所では、

  

今年のテーマは、北海道胆振東部震災からの復興応援です。2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震で被災された方の1日も早い復興を願い、その応援のために、メインステージの大雪像は「赤れんが庁舎」が作製されました。

  

木彫り熊やメロン熊の雪像もあり、その完成度の高さに驚きました。とってもリアルです!

  

巨大なかまくら、雪の滑り台、地元の小学生から高校生による雪像なども沢山あります。地域の人々が力を合わせてつくりあげるビッグイベントです。

  

幻想的な雪像は、日暮れと共にドラマティックに表情を変えます。「赤れんが庁舎(北海道庁旧本庁舎)」は北海道札幌市にある1888年(明治21年)に建てられたアメリカ風ネオ・バロック様式の建物です。現在は、観光施設として一般公開され、北海道の歴史をたどる資料等を展示しています。

 

まるで、ずっと前からこの場所に建てられていたかのような凛とした佇まいです。このメインステージで開会式から始まり、郷土芸能発表、爆笑ものまねステージ、ゲームイベント、雪中大神輿、おんべ、祈願花火などが行われます。

  

「雪中大神輿」威勢の良いかけ声と共に会場を練り歩きます。

  

「おんべ」どんと焼き、サイノカミとも呼ばれる小正月の火祭行事です。大厄である数え42歳の男衆が、大雪像のステージで下帯姿で厄払いを行い、その後「おんべ」に火をつけて一年の無病息災を願う「厄払いの儀 おんべ」。 餅を刺した木をかざして焼いた餅を食べれば、病気や災難に合わず1年間健やかに過ごせるといわれています。

火が灯されると、更に会場は活気き、「おんべ」を囲んで餅を焼く人、暖をとる人たちが集まります。真冬の燃え盛る大きな炎には、神聖なエネルギーを感じます。

  

只見の習俗「火の用心」

只見町では、子どもが数え年6歳になると、正月2日の事始めの火に「火の用心」と半紙に墨描し、我が家に貼ったり、親類や近隣の家々に配ったりするという習俗があります。これを受けた家では、火災予防の護符として大切に歳徳神のお棚などにはり、子どもには上手に書けたことを褒めて、おこづかいやお菓子などを与えました。

また、子どもがおんべ(サイノカミ)の真似をして、馬屋の天井から火事を出した例がよくあり、「火の用心」の書初めを通して火事の恐ろしさや火の大切さを子どもに教える意味もあったそうです。(只見町史より)

 

   

恒例の「かまくらバー」。かまくらの中に入ると、お洒落な大人の遊び場が現われます。かまくらの中でたしなむお酒は、格別の美味しさに違いないと確かめる事は出来ませんでしたが…確信しています。

      

会場には、美味しい食べ物などもズラリ。地元のお店や団体の方々が出店されているので、只見の特産品などを豊富に使用した嬉しいおもてなしが並びます。

「只見農家の嫁倶楽部」では「只見トマ豚(トン)鍋」は只見産トマトと豚肉を使用した鍋を提供していました。トマトと豚の相性抜群!トマトの酸味と豚の旨みがマッチしたまろやかなスープが優しく身体を温めてくれました。只見産の米焼酎「ねっか」は、お湯割り・ロックで販売していました。

  

2016年に誕生した「ねっか」は、香港で開かれているアジア最大級の酒類コンクール「香港IWSC(インターナショナルワイン&スピリッツコンペディション)」焼酎部門において、ゴールドメダルを受賞した自慢の地酒です。

只今、鉄道画家の松本忠さんの絵画を使用したオリジナルラベル「ねっか」が町内の酒販売店にて販売中です。1本あたり100円が只見線復旧復興基金に寄付されます。

 

      

「げんき村」では、じゅうねん(えごま)油・じゅうねんドレッシング、新作「じゅうねん石鹸」も販売されていました。 せっけんは、熊本県高森町の「Ladybug(レディバグ)」と協力して開発し、2011年の新潟福島豪雨で只見町が被災した際に熊本県が只見町の支援を行ったことを受けて、熊本大地震の翌年の雪まつりで熊本城の雪像をつくったことから生まれた絆をもとに企画して生まれました。「NICO BABY」という名前には「ニコニコ(笑顔)」と赤ちゃんの素肌をイメージして作られた肌に優しい石鹸です。

  

お馴染みのマトンケバブ。只見では焼肉といえばマトン。味付マトンをピタパンにはさんだ味付マトンケバブは只見のB級グルメの代表です。マトンケバブカフェでは、定番の味付マトンケバブだけではなく、チーズや辛口ソースなどのトッピングも揃っています。手打ちそば、岩魚塩焼き、岩魚骨酒など昔ながらの郷土の味も揃っています。

北海道ブースでは、バタじゃが、北海道名物完干などの販売もありました。

  

あちらこちらのブースに貼ってある「商売繁盛」「夫婦円満」と書かれているのは、厄男衆が書いた御札です。こちらも販売されていました。ご当地の縁起物ですね。

  

粉雪が降り続く会場は、身体の温まるものが大人気!新潟の「三条カレーラーメン」、「南郷トマトのマトンカレー」、インドのミルクティー「チャイ」など

どれもこれも美味しそうで、あれこれ食べたくなってしまいます。

 

     

そうして美味しいものに夢中になっていると、イベントのフィナーレ「祈願花火」がはじまりました。

  

 

北海道復興応援花火、町の発展を願う花火、厄除け祈願、誕生祝い、結婚祝い、沢山の人々の想いが、冬の大空に大輪の花を咲かせました。

今年もたくさんの幸せが皆様に訪れますように・・・!

10日の2日目も盛りだくさんのイベントが行われ、フィナーレの祈願花火は「自然首都・只見ユネスコエコパーク歓迎花火」スターマインが音楽「ハナミズキ」に合わせて打ち上げられました。

 

 

会場に足を運ばれて、素敵な写真を撮影された皆さまは、ぜひフォトコンテストへの応募もお待ちしています。入賞者には豪華なカメラなどが贈呈されます。

締切りは2019年2月28日(木)当日消印有効です。詳細はこちら→ 47回-フォトコンチラシ

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