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叶津番所(かのうづばんしょ)


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叶津番所写真

只見町観光見る・観る

叶津番所は、戦国時代から続いた会津と越後を結ぶ八十里越の関所です。今は、福島県の重要文化財に指定されています。
建物内は、高い天井や隠し部屋があり、タイムスリップ感覚を味わえます。また、番所後方には築300年程度といわれる国重要文化財「旧五十嵐住宅」があり自由に見学ができます。

住所
〒968-0415 福島県南会津郡只見町叶津字居平456
TEL
0241-71-8218
営業時間
10:00~16:00
※月曜日休館
関連サイト
https://www.facebook.com/kanouzu.bansyo/

 

《 叶津番所 旧長谷部家住宅 》

叶津番所は戦国時代に、会津と越後の国境に設けられた地方道の関所です。天正16年(1558年)、金山谷の領主 山内氏勝の命令により、家臣 横山能衛門が田子倉番所として共に奉公する事になったのが始まりです。

その後、会津領主 加藤氏の時代(1627年~1642年)になってからは、口留番所と称し、会津藩から武士2人を出張させていますが、この時から叶津村名主 長谷部六左衛門も番人の役目を拝しています。

叶津番所 叶津番所 叶津番所

寛永20年(1643年)、この地方が幕府の直轄地となり、会津藩に預け地となると、藩ではここに一番屋一軒、下番屋一軒を建て、そこで口留番所の執務に当たりましたが、上下番屋ともいたみがひどくなったので、宝永元年(1704年)に叶津村名主 長谷部家の居宅に番所を移しました。その後、享保13年(1728年)からは、名手 長谷部家が番所一切の執務を仰せつけられました。

このように長谷部家は、代々名主役と口留番人役人を兼ねる身分のため一般民家と違い、幕府や会津藩の役人のため上段の間の奥座敷を設けるなど、特に大型の構造を持ち風格ある構えとなっています。

 

叶津番所   

主屋桁行24.35m、梁間10.15m、うまや中門6.7m×6.30m寄棟造、茅葺。

規模の大きい上層家屋で、うまや中門をつけた曲り家。

居間境の柱の太さは、33~35㎝、居間回りは23㎝と一般に太く、居間境、さしかもいの丈51㎝とともに雄大なものといえる。

(只見町の文化財より抜粋)


 

《 入館料 》
無料

 

叶津番所 叶津番所 叶津番所

 

《 動 画 》

只見町の見どころをご紹介している動画です。

 

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