古町の大イチョウ(ふるまちのおおいちょう)

旧伊南小学校の校庭にそびえるイチョウの巨木です。樹令は800年余と推定され、樹高35m、根廻り16m、目通り11mという堂々とした姿です。福島県の天然記念物に指定されています。
- 住所
- 〒967-0501 福島県南会津郡南会津町古町字居平11-6
- TEL
- 0241-64-5711(南会津町観光物産協会伊南観光センター)
- 営業時間
旧伊南小学校の校庭を見下ろす、威風堂々とした巨木です。
11月上旬、葉が黄色に染まった様は見事です。それに合わせてライトアップも行われます。
冬、すっかり葉が落ちた大イチョウはどことなく寂しげ。ハリーポッターに出てきそうです。
古町の大いちょうは建久年間会津四家の1人、初代河原田盛光が東舘、西舘を築いてここに重臣を住まわせ、その時に植えた庭樹と言い伝えられています。11代盛次の時馬場安房が居住したので後人、馬場屋敷と呼ばれています。旧伊南小学校の校庭にそびえています。昔は乳の神として村人の信仰が厚く、上州や越後からの参詣者もあったそうです。