農家さんに泊まって、農作業のお手伝いをして、農業を実践的に体験してみるのが『 南会津ふるさとワークステイ 』です！

昨年度は15名の参加者があり、田んぼや畑で、田植え、稲刈り、栽培管理、収穫など様々な農作業体験をされました。

楽しさだけではなく、大変さや難しさ、知識の必要性などを学んだそうです。

※画像をクリックすると「南会津ふるさとワークステイ通信 2017年度版」がPDF（0.9MB）開きます。

そして、なんと！「南会津ふるさとワークステイ」に参加した千葉県のご夫婦が、只見町への移住が決定しました！ふるさとワークステイに参加後、2016年から只見町で二地域居住を開始。今年（2018年）の4月から1年間、南郷トマトの研修を経て就農することが決まっているそうです。

【 大学の教室を飛び出して実践経験！ 】

さて、今回ご紹介するのは東京都にある農業系の大学生さんたち。将来、農業や農業関係の仕事、公務員などを目指す農学部の学生さんが、教室を飛び出して農業体験しました。

夏休みを利用して農家に長めにホームステイし、教室の座学や学内の研修農場とは異なる実際の農作業を通して、みなさんは何か大きなものを得たようです。

《 岩月さん　南会津町南郷で南郷トマトの収獲と栽培管理 》

将来的には、就農ではなくてフードバンクなどへの就職を考えているという岩月さん。8/7～12の5泊で、ブランドトマト「南郷トマト」の栽培管理や収穫を体験しました。

お世話になったのは、南会津町南郷の馬場さんです。超繁忙期でも休みがきちんとあり、収入もそれなりにあることを知り、儲からず重労働という農業のイメージが変わったそうです。

《 波多野さん　南会津町南郷で南郷トマトの収獲と栽培管理 》

将来的には、今のところ公務員を考えているという波多野さん。8/17～22の5泊で、ブランドトマト「南郷トマト」の栽培管理や収穫を体験しました。

お世話になったのは、南会津町南郷の馬場さんです。おばあちゃんが家庭菜園を作っていて、そこから農業に興味を持つようになったそうです。同じ南郷トマトの栽培でも、農家さんによって植え方や管理の仕方が少しずつ違い、工夫の仕方も多様だということを学んだそうです。

《 高橋さん　南会津町南郷で南郷トマトの収獲と栽培管理 》

八戸出身の高橋さんは、将来はずばり農林水産省！はい、国家公務員狙いです。新規就農や女性就農支援といった仕事に興味があるそうです。8/21～24の3泊で、ブランドトマト「南郷トマト」の栽培管理や収穫を体験しました。

お世話になったのは、只見町の農業法人を経営されている目黒さん。ほとんどが若い社員さんで、中高年のイメージが強い農業のイメージががらりと変わったとのこと。将来への展望も広がったそうです。

《 渕上さん・西羽さん　下郷町でりんごの収獲と栽培管理 》

お父さんが農業系の大学出身ということにも影響を受け、もともと興味があった農業系の大学を目指したという渕上さん。横浜出身の渕上さんは、将来はこういう（下郷町のような）自然豊かな土地で暮らしたいと感じたそうです。

生物学系の勉強をしたいという西羽さん。おばあちゃんの畑を手伝うのが楽しく、食べることも好きなので農業系の大学に入学したとのこと。大学では研究的な勉強がほとんどなので、現場で作る・売るという農業を経験することは将来的にとても有用と感じているそうです。

《 曽根さん　南会津町田部で稲刈り 》

9/25（火）～9/30（日）の5泊6日で稲刈りのお手伝いをしたのは曽根さん。小学校の先生から「農業は凄いんだ。普段食べているものを農家さんが作っている。」という話を聞いてがぜん農業に興味を持ったそうです。今回、ひえ取り、雑草取り、稲刈りなどの水田作業を通じて大変さを実感するとともに、将来の目標である農林水産省の官僚にになって、食糧問題の仕事に就きたいという気持ちを新たにしたそうです。

《 令和3年度（2021年度）「南会津ふるさとワークステイ事業（オンライン） 》

これまで参加されたみなさんの様子や、令和3年度（2021年度）の「南会津ふるさとワークステイ事業（オンライン）」についてご紹介しています。