会津只見考古館(あいづただみこうこかん)

会津只見考古館がある一帯は伊南川の段丘に位置し、縄文時代後期から弥生時代中期にかけて集落があり窪田遺跡といわれてます。この史跡を保存するため考古館が建設されました。竪穴式住居や縄文、弥生の土器などが展示されている博物館で、夏休みなどには土器作りの体験イベントが行われます。
- 住所
- 〒968-0602 福島県南会津郡只見町大倉字窪田33
- TEL
- 0241-86-2175
- 営業時間
- 9:00~16:00
※開館期間:4/20~11/23(冬期間は休館)
※月曜休館(祝日の場合翌日)
《 入館料 》
一般・大学生 | 300円 |
高校生 | 150円 |
小中学生 | 100円 |
《 館内の様子 》
館内には、隣接の「窪田遺跡」から採掘された多くの土器が展示されているほか縄文、弥生などの文化の特徴がわかりやすく学べるコーナー、只見町の化石など、この地域の「むかし」がわかる施設です。
昭和前半の調査では、なんと鯨の化石も出たのだとか。1千万年前はこのあたりも海だったそうです。遺跡から出土した貴重な史料を実際にさわれるコーナーもあります。見て触って、大昔に思いを馳せてみると、なんだかワクワクしますね♪
《 土器づくり体験 》
土器を実際に自分で作れる体験もできます。(4月の開館~7月末頃まで、※要お問い合わせ)
好きな形につくった土器をしばらく乾燥させ、10月頃に【焼き】の作業をします。現代の陶器のように窯で焼くのではなく、おイモなどと一緒に焚き火で焼くんだそうですよ。それも楽しそう!
温度が高すぎるとちょっとコゲたり焼きむらができちゃったりしますが、それはそれで味のある仕上がりに。館内には、そのとき焼き上げた土器がさりげなく飾ってあります。ステキでしょ?
土器づくりは大人もお子さんも楽しめますよ♪
《 勾玉(まがたま)づくり体験 》
土器づくりの期間が終わると、勾玉(まがたま)づくり体験が始まります(8月~11月の閉館まで随時、要お問い合わせ)。
四角い石を自分で削って好きな形にします。硬くて難しいかと思えば意外とカンタン!「女の子は細かいところまで丁寧に削ってとってもきれいでかわいい形になるんです。男の子はわりと荒削り(笑) でもそれはそれでカッコイイ仕上がりになりますよ」(スタッフの方のおはなし)
丁寧に磨けば、光沢のある美しい勾玉になります。みなさん用途はいろいろで、ペンダントにしたり、かばんにキーホルダーのようにつけたり。四角い石をふたつに分けて、携帯ストラップを2個つくったりする方もいるとか。
予約不要ですが念のためお問い合わせください。ぜひ体験してみてくださいね。
《 窪田遺跡 》