

ブログで毎年お伝えしている会津鉄道の「ほろ酔い列車」。1/24(土)におじゃましてきましたのでその様子をご紹介します。
45秒ほどの動画ですので、まずはこちらから!
今年の冬(平成26年度)で5回目の開催となるほろ酔い列車は、西若松駅を出発して会津田島駅へ、そして西若松駅へと戻ってくる約2時間半の旅。普段は観光客のみなさんに大人気の「お座トロ展望列車」が、この日は会津鉄道沿線の地酒が楽しめるお座敷亭へと変身します。その年によって異なりますが、1月~3月の土曜日、9本前後運行されます。ガタンゴトン揺られながら地酒を堪能できるとあって、年を追うごとに知名度と人気は高まり、取材した1/24時点で、それ以降の全ての便(2/7、2/14、2/21、2/28、3/7)が満席とのことでした。

左の写真は1/24(土)17:10頃の西若松駅改札前です。会津鉄道とJR只見線の発着に合わせて、乗降客がまばらに行き交う時間帯ですが、ほろ酔い列車を待つお客様がすでに集まっていました。受付けを済ませて3番ホームで待っていると、会津田島方面からいつものお座トロ展望列車が入線してきました。

オレンジのはっぴを着た会津鉄道の係員さんに誘導され暖かい車内へ。お座敷車両の席数は36席(4名×6、2名×6)ありますが、配膳などの関係でほろ酔い列車の定員は30名様とのこと。窓の手すりに掲示されたご自分の名前の席に座ります。

撮り鉄、乗り鉄、音鉄、鉄道マニアにもたくさんの種類があるようですが、今夜は呑み鉄でしょうか、酔い鉄でしょうか。定刻の17:28に西若松駅を出発進行!そして、出発するや否や、お待ちかねの地酒のグラスが配られました。会津鉄道さんの発声で早速「乾杯!」。

今回写真を撮り忘れたので以前の写真ですが、肴の折りはこんな感じ。会津若松駅近くのスーパーに入っている魚屋さん”北辰”の特選お刺身セットです。そして、地酒は會津酒造、国権酒造、男山酒造の3銘柄。南会津が4蔵元のうちの3蔵元です。ちなみに、地酒は呑み放題で、生ビールや缶チューハイ、おつまみ類の販売もありますし、持ち込みもOKとのこと。

ポアラーというそうですが、バーなどでリキュールのボトルの先に付いているあれを地酒の一升瓶に付け、揺れる車内をものともせず、スタッフさんがここかと思えばまたあちら、テーブルからテーブルへと注いで回ります。
列車の揺れも手伝うのか、出発して20分もすると、赤い顔のおじさんたちがあちこちに出現したのでした。

左の写真。一升瓶を見つめる会津鉄道のスタッフさん。今日のお客様は結構お飲みになるお客様が多いとのことでした。
右の写真は、往路(西若松駅⇒会津田島駅)は貸切運行のため途中駅には停まらないのですが、湯野上温泉駅だけ、待ち合わせのため6分ほど停車しました。この間に、たばこを吸いにホームに降り立つ方、ほのかな灯りに浮かぶ茅葺きの駅舎を撮影しに降りる方がいらっしゃいました。

この日の参加者は、3組の団体と1組の個人客という内訳で、団体はほぼおじさんだらけという中、唯一の個人客が女性2人組でした(顔出しNGとのことで後頭部の写真のみです)。
今年になって初めてこういうイベント列車があるという事を知り、なんて面白そうな企画でしょ!これは参加しなくちゃ!と同僚と予約したそうです。私たち「おいでよ!南会津。」のサイトもそうですが、イベントや企画は会津地方以外のみなさん、特に県外向けに情報発信する傾向がありますので、地元のみなさんには伝わりにくいのかもかもしれないと、お話を聞いて少し反省しています。
ちなみに、写真では地酒のグラスを持っていますが、実は日本酒はあまり飲めず、もっぱらビールとのことで、写真の左側に写っている銀色のバッグは、缶ビールが入ったクーラーバッグです(笑)。

さて、ほろ酔い列車はわずか2分ほど会津田島駅に停車したのち、18:38に会津若松行普通列車としても発車しました。お座敷車両はいい気分のみなさん、トロッコ車両は配膳用ですので、一般の乗客は先頭の展望車両を利用します。
そして、この2分の停車の間に、会津鉄道のスタッフさんが積み込んだのが温かい豚汁です。出発してすぐみなさんのテーブルへと運ばれました。

左の写真は、会津鉄道のラベルが貼られた会津鉄道ワインです。”西若松駅を愛する会”という団体のお客様が持ち込んだワインです。詳しくは聞けませんでしたが、会津鉄道さんとは縁の深い会のみなさんです。
そして右の写真、復路の盛り上がりイベント、大じゃんけん大会の様子です。湯野上温泉駅に到着する頃(19:05)に始まりました。すいません、賞品が何か聞くのを忘れました。

ご参加の皆さん全員にお土産が手渡され、ほろ酔い列車は19:46に西若松駅へと戻ってきました。取材していても、もう着いちゃったの!?という感じでしたので、いい気分のみなさんにとってはあっという間だったかもしれません。
気動車の音、ローカル線の揺れ、車窓を流れる雪景色、ほろ酔い列車で酌み交わす地酒の肴はお刺身だけではありません。この次はあなたが呑み鉄、酔い鉄になる番ですよ。