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2014/08/13 17:20

【はじめよう田舎暮らし】渕上さん(只見町)

 

-はじめよう田舎暮らし 21

 

 

南会津に定住・二地域居住された方にお話を聞くはじめよう田舎暮らしシリーズ

 

今回は只見町に移住し、暮らしを楽しんでいる渕上さんにお話を伺いました。

 

 

 

■渕上さんのインタビュー動画

 

 

 

■只見との出会いと移住

 

只見町を訪れるきっかけとなったのは、登山でした。

 

大学生の頃、姉がワンゲルに入っていたという影響から山登りを始めた渕上さん。

家にたまたまあった山の雑誌を見ていたら、”山小屋のアルバイト募集”という広告が目に留まり、興味本位で山での生活も面白そうだな~

と思い、大学の夏休みを利用してそのアルバイトに挑戦。1ヶ月半程、山小屋で生活をするという経験をしました。

その影響が大きく、それからはよくテントを持って山を登ったり、沢も登ったり・・・一人で山に登るほど山が好きになりました。

 

大学を卒業してからも社会人山岳会に入り、大好きな登山を続け、1999年5月の終わり、初めて只見の山を登りに只見を訪れます。

その時 ”新緑のきれいさ” ”水のきれいさ” ”山菜の美味しさ” に感動。その1回で只見の山が大好きになったそうです。

 

ブナ林のあるもくもくとした山が好きで、春夏秋冬、季節を問わず、十数年只見に通い続けました。

 

最初は、移住なんて考えてもいなかったそうです。

移住をする前の年に 只見以外の場所で田舎暮らしをする友人の暮らしをみて、

”自然が多いところでの暮らしはいいなあ”と田舎暮らしに憧れるようになります。

 

私が暮らすならやっぱり只見!

 

「もちろん不安はあったけど、山岳会の先輩が先に移住していたし、只見でお友達になっていた方が

いるという安心感からも、思い切って移住してみないと何も始まらない」と思い、2013年4月 只見への移住に踏み切ったそうです。

 

 
「家から大好きな山が見えるのが嬉しい」と渕上さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■豪雪地・只見での生活の不安

 

都会でずっと生活してきているから、いくら雪山を経験していても、いくら只見の冬に遊びにきていて雪の多さがわかっていても、

約半年間も雪のある只見での生活と考えると、やっぱり雪の対処の仕方とかはすごく不安があった。

 

今年は、例年に比べて雪が少ないとはいえ、少なくても2mは降雪がある只見町。

実際に冬を経験してみて、毎日のように雪かきするのは大変だったそうです。

でも不安だった雪の対処の仕方は、近所の人が教えてくれるし、住んでいる集落の中に”除雪隊”というのもいて、

その除雪隊の人たちが除雪機を持ってきて雪かきを手伝ってくれたりもする。

皆さんの助けがあって、ひとりじゃないから生活ができたとか。

 

大変だけど、”雪はきれいだな”と思いながら雪かきをしている自分がいた。 と話します。

 

 

■仕事への不安

 

もちろん不安はあったけど、福祉関係の資格をいくつか所有していたので、

福祉関係の施設はどこにでもあるし、その資格を活かせる仕事であれば何かしらの仕事に就けると思った。

 

 

 

■移住後の生活

 

①趣味

登山の他に、音楽も趣味のひとつ。自然の中で音楽をするのが一番楽しいと感じているから、

前以上によくピアノを弾いたり歌を歌ったりしているそうです。

只見町にも音楽仲間がいて、その方々と一緒に音楽を楽しむことが多いとか。

昨年は、初めて”南会津で第九をうたう”というのが開催され、移住してきた年にタイミングがいいなと思い

只見の方々と一緒に第九を歌ったそうです。

 

今後の夢のひとつに、ブナの森のなかでミニコンサートを開いてみんなで音楽を楽しみたいと語ってくださいました。

 

 

 

 

 

②初チャレンジ!!

編み細工に興味があったので、ヒロロ編み(ヒロロという野草を乾燥させて縄にし、かごやバッグなどを編む伝統工芸)に挑戦。

まだ作品という作品がないので、これから楽しみながら上達していきたいといいます。

 

それから、ちょうど庭の裏に畑を借りることができたので、移住してきた年に人生初の野菜栽培も始めました。

近所の人に教えてもらいながら作ってみたら、思ってる以上の収穫があって喜んだそうです。

 

 

山で採れた山菜を塩漬けにしたり、野菜は自分で育てたものと近所の方から頂いたものを食べたり、

お米は先輩の田んぼをお手伝いをして無農薬でやっているお米を玄米で頂いて、玄米と白米を交互に食べたり、

大好きなスイーツのお店も都会に比べたら少ないから、だったら自分で作っちゃおうとレシピを見ながら作ってみたり…

ものすごく有機的なものにこだわっているわけではないのに、自然と身体にいいものを食べている気がするそうです。

 

トマト、なす、きゅうり、かぼちゃなどなど、多種類の野菜を栽培

渕上さんの手作りお菓子

「ほうじ茶クッキー」

 

 

③地域の方々とのお付き合い

近所の方にご飯に呼ばれてご馳走になったり、畑仕事の合間に一緒に休憩してお茶をのんだり、

都会での生活にはなかった楽しい時間だといいます。

そういうご近所付き合いのなかで、只見の言葉や方言など自分がわからないことをなんでも教えてもらえるので、

そういった意味でも貴重な時間なんだそうです。

 

 

以前このシリーズでもご紹介した 今井さん安藤さん伊豆さん有賀さん とも交流があるそうです。

(実は、上でご紹介したほうじ茶クッキーの写真にあるコースターは今井さんの奥様の作品です)

 

移住してきた方同士でどんな話をするのか伺うと「こんな近くに、こんなに自然があるのは幸せだよね」という話をするとか。

 

皆さんそれだけ、只見の自然が好きで只見に移住してきたんだなというのが伝わってきました。

 

 

 

■田舎暮らしを考えている方へメッセージ

 

自然が好きで畑をやるとか、自然が多い場所での暮らしを楽しむことが大事。

それから、人とのコミュニケーション。

都会暮らしよりは圧倒的に人と人との繋がりは強いから、地域の人との交流を楽しめる人であれば生活していけると思う。

 

私もやっぱり冬は大変だなと思うけど、大変だなと思った時は溜め込まないで助けてもらえばいいと思っているから

そうすればきっと楽しく生活できると思う。

 

なにより、もっと只見に住んでほしい!! 

 

 

とお話いただいた渕上さんのお宅には、自然の素材を使った小物がたくさん飾られていました。

ほんとうに自然が、只見がすきなんだなと感じました。

 

 

 

 

自然が大好き、田舎暮らしをしてみたい!!という方は、ぜひ一度只見に足を運んでみてください。

 


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