

東京は記録的な大雪に見舞われた8日。
下郷でも断続的に雪が降っていました。
そんな中で行われた大内宿雪まつり(8,9日の両日)。
その1日目を取材してきました。
(同日には只見ふるさとの雪まつりが行われていました。
2日目の様子はこちら→第42回只見ふるさとの雪まつりに行ってきました!)
13時からの開会を前に、正午の駐車場は観光バスでいっぱい。
第2、第3駐車場は、自家用車で埋まっている状態です。
駐車場を整備されている年配の方に靴に縄を巻くよう勧められました。
これは、この地域に伝わる風習か?と思い聞いてみると、
「小さい時から縄を巻いていたから…」と。
豪雪地域ならではのおばあちゃんの知恵袋のようです。
確かに、一日中すべり知らずでした!
雪の大内宿は幻想的です。
萱葺き屋根は雪で見えないものの、各店の前に作られた灯篭やかまくらがいつもとは違った風情を映し出しています。
白一色の光景 各店の灯篭が並ぶ 起き上がり小法師のかまくら
8日(1日目)のスケジュール
13:00 開会式
13:30 日本一の団子さし
14:00 具止餅拾い
14:30 「郷人」よさこい
15:15 三志神楽
16:00 丸太切り競争
17:00 きき酒大会
18:00 御神火戴火
18:15 花火大会
スケジュールは雪のため、10分繰り上げて開始。
各種イベントのメイン会場となる「町並み展示館」では開会式が行われ、人垣ができていました。
祝辞やテープカット、日本酒で乾杯です(・∀・)!
吹雪の中の開会式 テープカット 青年会の皆さんが来場者にお酒を振る舞います
日本一の団子さし
団子さしは会津地域の小正月の行事。
木に団子をさして一年の家内安全・商売繁盛・五穀豊穣を祈願して行われます。
団子は地域の敬老会やボランティアで参加している東洋大学の学生さんが当日の午前中に丸めて作ったとのこと。
立派なミズキに白やピンク、黄色、緑の団子を刺していきます。
ちょっとした遊び心なのか、☆型♥型なんていう団子もありました♪
この日はBS朝日・KFB福島放送「ふるさとバンザイ!」の生放送も!!
カメラ通るので、道開けてくださ~い!!
との掛け声で現れたのは福島出身の梅沢富美男さん!!
「梅ちゃーん♥」コールが飛び交っていましたよ。
思い思いに団子さし ピンクで星型の団子 カラフルな団子が空に映えます
具止餅(ぐしもち)拾い
そもそも「具止」とはなんぞや!?とスタッフの中で話題となっていたイベント。
係の方に聞きました。
具止とは、屋根のてっぺんに横たわる六角の角材のこと。
屋根を吹き替えたときに、屋根の具止部分に登り、そこから軒下に向かって餅や硬貨(5円、50円)をまくのだそう。
その風習を再現ということでしょうか?
青年会の方々が広場に二つあるかまくらの具止部分にのぼり、餅の代わりにみかん10ケース分をまきます。
みかんの中には各店舗の商品引換券が入っていて、今年はハワイ旅行が2つあるとかないとか!?
熱気がムンムンとする中で、みかんがまかれました。
「お兄さん、こっち~~!!」と皆さん必死!!
ソチオリンピックに勝るとも劣らずの白熱ぶり。
圧倒されてただただ様子を見守るばかりの私。。。。
というか軒下に位置取るって、そりゃみかんが飛んでこないですよね…。
かまくらの具止部分に乗ってみかんをまきます 「お兄さ~ん!こっち!!」の声があちこちから 見事、引換券をゲットしました!!
かまくらの中でくつろいでいるご夫婦にお話を伺いました!
大内宿は今回で2回目の訪問です。
雪まつり来場のきっかけは、昨年12月に初めて訪れた際、
ポスターをみたのがきっかけ。
素顔はNGという奥様は、引換券入りのみかんを1個獲得!
旦那様は3個とったそうですが、
当たりがなかったそうです。
奥様のくじ運は強いんですね。
「ねぎそばもいいけど、大内宿内のスイーツもおいしくて、
リピーターになってしまったよ」とご主人。
まつりとスイーツ、両方楽しんだようです♪
肉汁・甘酒のふるまい
イベントが盛り上がるのに比例して、吹雪も強まります。
手袋は凍りついて、足先の感覚がない状態に。。。
さ、寒い。。。
そんなときに朗報が!!
広場に2つあるかまくらで、「甘酒と肉汁の振る舞いありますよ~!」とのアナウンス。
迷わず、甘酒のかまくらへ!!
(肉汁のかまくらは長蛇の列で、待ちきれないため(^_^;))
ほのかな甘さと飲みやすさにほっこりしました。
ちなみに肉汁は1千人分用意していると聞いたのですが、2時間後にはなくなってしまいました!!
大きな鍋で甘酒をふるまいます 肉汁は大好評!!! 具が大きく、食べごたえあり!!
「郷人(ごうじん)」よさこい
郷人とは、会津を活動拠点として活動しているYOSAKOIチーム。
小学生から大人まで、紋付姿で演舞!!
吹雪の中、薄着で大丈夫なのか?との心配をよそに、力強さと迫力で、寒さなんてどこ吹く風なんでしょうね。
特に女性陣は八重の桜をイメージしたピンク色の衣装がなんとも鮮やか。
スペンサー銃を構える姿は凛々しく、「勇壮」という言葉がピッタリの舞でした。
八重の桜をモチーフとして銃を構えます 掛け声が響き渡ります 梅沢さんと一緒に「ふるさと、バンザイ!」
会津若松市にお住まいの郷人メンバーのご家族。
小学生のお子さんが「寒かったけど、一生懸命踊ったよ」と話してくれました。
次回は田島で行われる行事で公演を予定しているそうです。
写真ではわかりづらいですが、お母様も素敵な衣装を着て参加していましたよ。
三志神楽(さんしかぐら)
正月や新築祝い等の祝宴の席で主に披露され、魔除けの行事として引き継がれている伝統芸能が披露されていました。
証(しょう)や横笛のお囃子に合わせて獅子舞が舞います。
私的にはカンカン帽をかぶりながら軽快な音色を吹き鳴らす方が印象的でした♪
獅子舞がおんべをささげもちます カンカン帽がおしゃれ 獅子舞だけでなく、おかめさんもいましたよ
丸太切り競争
通りを上ったり下ったりしていると、小さな人垣が。。。
丸太切り競争の参加呼び込みと予行練習を行っていました。
未就学児や女性がギゴギゴとノコを引きます。
「ぜひ参加してね!!」とのお誘いを受けて、男性スタッフのSが挑戦です!!
競技内容は簡単。
直径10~15cmのミズキの丸太切りの速さを6人で競います。
予行練習では、「練習しに来た人の中で2番目の速さ!!」と高評価だったスタッフS。
取材陣は期待を寄せて見守ります!
「ほら、お兄ちゃん、頑張れ!!」と司会者に急かさせながらスタッフは見事?3位に。
「中途半端な順位でしたね…」なんていいながらも、
賞品のトチ餅をゲットし、どことなく嬉しそうなSなのでした。
練習では小さい子も丸太切り 丸太切りであたたまろうと呼びかけ スタッフSの勇姿 見事1位のお兄さんは那須から来訪
なんと娘さん(白のダウンジャケットの方)が優勝しました!!
雪まつりの参加は今年で2回目というご夫婦。
以前はボタ木引き競争に参加したことがあるのだとか。
「おまつりというとただ見ているものだと思うんですが、
大内宿の雪まつりは参加型で楽しいですね」
と喜んでいました。
スタッフの健闘を称え…というか、雪が収まらず、
肩や頭に雪が降り積もり凍える寸前だったので、暖をとりに石原屋さんにて休憩。
豆から挽くコーヒーを使ったカフェオレでほっこりしました。
きき酒大会
外に出ると日本酒の香り?
通りやイベント広場ではすでに利き酒大会が始まっていました。
銘柄は花泉・国権・会津・末廣・男山の5種。
すべて当てたのはたったの1人!
日本酒3本が賞品です!
通りやイベント広場で利き酒 優勝者は「大内宿の雪まつりサイコ~!!」と喜んでいました!
次第にあたりは薄暗くなり、灯篭やかまくらには灯りが灯されます。
見晴台の丘にも「大内」のあかり。
どこを写しても画になります。
御神火戴火(ごしんかたいか)
すっかり日も落ちたころ、御神火戴火が始まります。
大内宿青年会が高倉神社の宮司から火を戴き、松明を掲げて宿内を走ります。
遠くからもこうこうと燃える松明のあかりが幻想的です。
広場では太鼓を打ち鳴らし、半夏祭りときに登場する天狗が火を待ちます。
かがり火に火が入りました。
吹雪の中を駆け巡ります かがり火に火が入りました いよいよクライマックスです
花火大会
最後はお楽しみの花火大会です!!
大内宿の雪まつりは素朴ながらも参加型のイベントが目白押しであっという間に日が落ちている感覚でした。
係の人はもちろん、イベントに興じる人、散策をする人、はたまた撮影に集中する人など、楽しみ方はさまざまですが、
どの人も笑顔があふれるおまつりでした。
素敵な写真が取れた方は、こちらのフォトコンテストに応募してはいかがでしょうか?
締め切り
2月28日(金)必着
問い合わせ
大内宿雪まつり実行委員会現地本部 0241-68-2926
下郷町役場商工観光係 0241-69-1144
大内宿観光案内所 0241-68-3611