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これぞ南会津ブランド!下郷町の雪下キャベツ
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「これぞ南会津ブランド!」冬ver.のご紹介です。 南会津地方は、降雪量の多さから、今まで冬期の農業が出来ない地域としてのイメージがありましたが、その雪を利用した様々な取り組みが行われています。 そのひとつに、夏、秋に植え育てた野菜を雪が降ってもそのままの状態にし、雪下で生育させる「雪下野菜」があります。 雪国農業で栽培されている”雪下野菜”は、じわじわと人気が広がっている注目の特産物で 下郷町で近年力を入れている、優しい甘さが特徴の「雪下キャベツ」を取材させて頂きました。
この冬一番の寒波と言われた取材当日。塔のへつりの雪景色は、ハッと息を飲むような美しい世界が広がっていました。
今回取材させて頂いたのは、下郷町鶴ヶ池地区で農家を営んでいる佐藤さんご一家です。 「これぞ!南会津ブランド」シリーズでリンゴの取材でお世話になりました下郷町の渡部農園さんよりご紹介頂きました。
ご主人の重男さん、奥様の信子さん、息子さんの徳夫さん、そしておばあさんのユキ子さん。(おじいさんは、本日は風邪でお休みだそうです。)雪下キャベツを作り始めてから5年になり、下郷町では佐藤さんのみの貴重な農家さんです。夏には、トマトを栽培しています。 鶴ヶ池地区は、クラインガルテンや蕎麦畑のある猿楽台地など広大な大地が広がっています。 甘くて美味しい雪下キャベツを皆さんへお届けする為、極寒の中も一家総出で作業を行っていました。
雪下キャベツの種まきは7月上旬です。 生長して収穫しないままのキャベツに雪が多く降り積もる事によって、鮮度を保ったまま保存されます。 この広大な畑一面に覆われている雪の下から掘り出すには、まず除雪作業から始まります。 数十㎝にも及ぶ積雪なので、除雪機を使用しての作業です。
その後、更にスコップで雪を掘ると青々とした大きなキャベツが顔を出します。
1~2月にかけて2,000~3,000個の出荷をしています。 肥料は、有機質を多く入れて自然に優しい野菜作りを心がけています。
ずっしりと重みのあるキャベツ、甘さだけでなく実も詰まっているのが感じられます。 特に甘味のある部分は、栄養が一番先に行き届くの葉脈の部分だそうです。 野うさぎが好んで食べ始めるのもこの部分のようです。
丸々として大きく育ったキャベツ、深く積もった雪の下から掘り出したので表面が少し凍結しています。 これを温室において解凍してから出荷します。
こうして出荷されて店頭に並んだキャベツを追ってみました! まちの駅南会津ふるさと物産館にて採れたて(掘りたて)の「雪下キャベツ」の販売中です。 試食コーナーもあり、お客様に大好評でした!
みずみずしく厚みのある歯ごたえの後には、甘味が口の中いっぱいに広がり どんな味つけとも相性バッチリです☆ 野菜ならではの、フレッシュで優しい甘さです。 自然の恵みで出来た「甘み」を感じると、ちょっと幸せな気分にもなれますよね♪
試食コーナーでは、レンジでチンしてから醤油と鰹節の手間いらずの「おひたし」と「素材の味が活きた旨みを味わえる「塩漬け」がありました。 サラダやロールキャベツ、お好み焼・お鍋の具材にしても万能なキャベツ。和洋中どんな料理でも活躍してくれる心強いマルチプレーヤーです! 古代ヨーロッパでは野菜というよりは胃腸の調子を整える薬草・健康食として食されていました。 日本に多く広まった80年代以降では、消費率は野菜№1とも言われるほどになったキャベツ。トンカツなど揚げものに付け合わせる理由は、そんな意味合いもあるようです。 胃腸の疲れは、身体の疲れに繋がります。加熱調理をすると、しんなりと柔らかくなり沢山食べられますね♪
標高の高い鶴沼地区、想像以上の寒さでした。雪下キャベツの甘味を作っている降り積もる雪と寒さを体験しましたが、そんな寒さも感じていない程の温かい笑顔と言葉で迎えてくださった佐藤さんご一家の皆様お忙しい作業の中、ありがとうございました。 頂いたキャベツの太い葉脈部分を、早速かじったスタッフは「あま~い!!」と歓喜の声をあげていました。
この時期限定の「雪下キャベツ」、ぜひお試しくださいね。
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動画でもぜひご覧ください。