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2013/07/26 11:44

【スタッフがゆく】会津田島祇園祭 七行器行列に参加しました!

 会津田島祇園祭 七行器行列に参加しました★         

 

 

 

 

八百余年の歴史のある伝統行事である「会津田島祇園祭」は、

初日の「例祭」、2日目の「渡御祭」、最終日の「太々御神楽祭」と3日間にわたり開催されていました。

 

 祇園信仰とは疫病から守ってもらう祈りや、自分たちの元にこないように祓ってもらう信仰で

渡御祭に行われる「七行器行列」は、氏子から神前にお供え物を献上する神聖な行列で、袴姿の男性と三十人前後の花嫁姿の女性が列をなして歩く姿は豪華絢爛です。日本一の花嫁行列とよばれ、その優雅な姿を納めようとするカメラマンの数が多いことでも有名な「七行器行列」に参加させて頂きました!

 

 

 

★スタッフが行く!七行器行列の花嫁体験談です★

 

6月 「着物選びとカツラ合わせ」

 

 「田島連合婦人会花嫁衣装部」にてレンタル用の着物を選びました。

涼しげな印象のブルーやグリーン、可愛らしいピンク、雅な赤と衣装ケースに入った沢山の着物を見れば見る程に

迷ってしまいます。涼しげで爽やかなパステルカラーにも惹かれましたが、やっぱり王道の「赤」。そして初々しく可愛らしい花嫁さんが多い中で、浮いてしまうかもしれない重ねてしまった貫禄…。 柄も貫禄のあるものを選びました。いくつになっても、色とりどりの華やかな着物を見るのは、やっぱり楽しいものですね♪

 

 当日、着付けとヘアメイクをお願いするヘアサロン「yuki」

カツラはセミオーダーです。黒と茶色から色を選び、サイズを計ります。

自分仕様に仕上がってくるので、もう後戻りが出来ません。覚悟を決めて、体調管理に努めなければいけません。

当日のお支度は、なんと…夜1:00~との事でした!朝までに大人数の花嫁さんをつくるのには、当然夜中からの作業になります。 初めて合わせたカツラで見慣れない自分の顔に、笑ってしまいます。。。爆笑

  

 

 このような伝統ある行事に参加する事になったものの…まだ知らない事も多く”郷に入っては郷に従え”のごとく

南会津の伝統文化を体験して学ぶ「花嫁修行」を行いました! 

 

 7月12日 「そば打ち」

 大内宿「食の館」にて、蕎麦打ち体験を行いました。

蕎麦粉にお湯を少しずつ混ぜて生地を作り、こねる工程は「男性向きの作業だよ」と言われる位、力のいる作業でした!

昔は、南会津の郷土食である「裁ちそば」を打てないとお嫁に行けないと言われた地方もあるようです。

「食」は、衣食住の要。家族みんなが健康で楽しく過ごすための元気の源ですからね♪

生まれて初めての「蕎麦打ち体験」でしたが、出来上がったお蕎麦はの味は…ひと際美味しく頂きました。

 

  

 

 

7月17日「タイヤチューブラフティング」 (と言う名の「禊(みそぎ)」)

 会津高原レジャーサービスで行っている「自然体験」。その中でも水が冷たく透明度の高い「湯ノ岐川」は真夏の川遊びに

最高です。渓流の緩やかな浅瀬でタイヤチューブでのんびりゆったりプカプカ浮いて小さなお子さんから大人まで楽しめます。

当日を楽しみにしていたのですが、この日に限って小雨で肌寒く…(イベント時、よく雨に恵まれる私です)

暑い日には気持ち良い川も、この日ばかりは”修行”でした。アクティブ女王のスタッフが笑顔で川を泳ぎだす中、

川に入るやいなや肌を突き刺すような冷たさに固まってしまいます。「入っちゃえば大丈夫~♪」の声に、

普段は”怖い物知らず”で有名な私にも…怖いモノがありました。

 

  

 

まさに、禊(みそぎ) 「神事に従事しようとする者が、川や海の水で身体を洗い清めようとすること」

やっと冷たい水に足元が慣れた頃にも、容赦なく禊は続きます…

1人でタイヤチューブに乗って優雅に浮かんで川を楽しみ始めた頃、今度は3人で乗ってみようと背中合わせになって

バランスを取りながら進んでいたところ…タイヤチューブはひっくり返り、頭から水をかぶりすっかり全身が清められました。

これも神事に仕えるため必然だったのですね。私の穢れが相当なものだったのかもしれません…

すっかり私中心の「禊」目線で書いてしまっていますが、見ているだけでも浄化されるような本当に美しい川です。

天候の心配が無ければ、とても楽しい川遊びが満喫出来ますのでご安心くださいね。

 

 

 

7月18日 「藍染め」

 奥会津博物館にて体験しました「藍染め」 南会津では昔、祇園祭に着る袴を染めていたそうです。

今回体験したのは「絞り染め」という布を輪ゴムで縛って、染料が染み込まないようにすることで模様を作り出す

模様染めの技法の一つで、初心者でも簡単に出来ます。

 

  

 

染料の原料になるのは「藍」という植物を発酵させています。

昔はこうして染めたものを着ていたので、農作業の際でも虫除け効果があり、洗う程に柔らかく肌に馴染んでくるので

長く愛用出来て実用的です。藍色は「ジャパンブルー」と呼ばれ日本人の肌に良く合うと言われているそうです。

先人の知恵の深さと藍染めの美しさに心を動かされ、すっかり虜になってしまいました。

自分で染めた藍染めの浴衣なんて着れたら最高だな~と思いました。今よりも物が少なく簡単には手に入らなかった時代でも

知恵と創造力で豊かに生きていたのだと感じました。

自然と仲良くしながら健康で文化的な生活を過ごす事って、”地球にも人にも優しい”共存する為のあるべき姿なのかもしれないなと思いました。

 

 

 こうして南会津の自然や伝統文化に触れて先人の知恵を学び実践する「花嫁修業」を済ませ、当日を待つばかりとなりました。

 

 7月22日

 土用丑の日。うなぎを食べてスタミナをつけ充分な睡眠をとりました。

 深夜11:00に起きて、12:00会津若松を出発し田島へ向かいました。 外は、どしゃ降りの雨が続いています。

 

 7月23日 1:00 会津田島着 

 深夜の祇園祭のメインストリートには提灯が飾られ、露店も準備されていよいよ本番なんだと気持ちも盛り上がってきました!

 

   

  美容室「yuki」にて着付け・ヘアメイク開始  

  花嫁衣装の見た目の華やかさとは裏腹に、実際に着てみると…過酷です。

  立派な衣装を支える為の”キツく”締めている見えない腰紐があって、肺呼吸がままならない程。

  美容師さんが笑顔で言った通り、時間が経つと慣れてきましたが、渦中の私は本気の死活問題でした!

  自分仕様に準備されたカツラですが、頭痛のような締めつけ感でしたがきっと皆も我慢しているんだから、頑張らないと!

  と自分との戦いが始まりました。 

  花嫁修業が終わったかと思ったら、次は”花嫁での修業”となるのでした。。。 

  

     

 3:00 お支度完了 美容室にカメラマンの方々が続々とやってきてはシャッターを切ります。

              お茶を飲んだりお菓子を頂いている場面も「カシャッ」と、こんな夜中から舞台は始まっていました。

              美容師さん曰く「慣れてくると、もう気分は女優よ」  …しかしながら、支度が終わり休憩していると

             気が緩んできたのか睡魔が襲ってきますが、着物も髪も顔も崩す訳にはいきません。。。女優魂

 

  

 

 5:00 夜明け 雨はシトシトと降り続いていますが、外は少しずつ明るくなってきました。

     夜が明けると、なんだか気持も明るくなってきます。

     美容室の番傘をお借りして風情を味わいながら記念撮影。京都を思わせるような風情ある立派な造りです。

     

 6:30 御祓い 雨音で声がかき消されれてしまう程に降り続く雨の中、お党屋本の「国権酒造」に集合し御祓いをしました。

     集まった花嫁さん達、それはそれは美しいこと…女性の私でもお嫁に来て欲しくなる程、見とれてしまいます

 

   

 

     あとは天気の回復を願うばかりですが、バケツをひっくり返したような雨が希望の灯さえも消してしまうように思えました。

    お党屋本の奥様方は、「祇園祭にこんな雨が降るなんて、30年ぶり…(15年毎に巡ってくるお党屋)前々回の時も

    そうだったわ~」 「そうなんですか?国権酒造さんには、龍神様でもついていらっしゃるのでしょうか?」

    そういえば、私も雨女でした。。。

    

 7:50 出発予定時刻 しかし、外は大雨に降られ身動きとれず。1時間後の出発に変更です。

    取材班スタッフも夜通しの付添で疲れも出始め、ウトウトと… 

   それでも私の履物が分からなくならないように(皆同じ草履なので)大事に懐に持っていてくれたり…感動です。

 

 8:50 いよいよ出発 雨が小降りになってきました!傘を差しての出発です。

    お党屋さんの出口から出ると、大雨だったにもかかわらずカメラと共に待ちかまえていた人達の山に驚きました!

    あちらこちらから「お姉さ~ん!」とお呼びがかかります。 私も「お姉さん!」の呼び掛けに応えても良いのかどうか

    戸惑いながら…にこやかに応えながら行器を運びます。

    私は、お赤飯を運ぶ役目でした。途中で交代しながら運んでいきます。  

    七つの「行器」(ほかい)には、お神酒をいれた「角樽」が3つ、赤飯を入れた足のついた「行器」が3つ、鯖を載せた「魚台」(うおだい)を1つ、神前へ献上します。

 

    

 

 9:30  途中からは雨も止み、傘を閉じる事も出来ました!

      折り返し地点を過ぎて田出宇賀神社の大きな赤い鳥居が見えくると、見ている人の数も増えてきます。

      そして声援も聞こえてきます。雨の中大変だったね、もう少しだよ!頑張って!

       ここまで来ると、走ってきたわけではないのですが…ゴール間近のマラソンランナーのような気分です。  

      鳥居の近くにある「南会津ふるさと物産館」。取材でお世話になっている平野さんが笑顔で手を振ってくださいました♪ 

 

  

 

10:30 鳥居をくぐると、歓迎するように人の数は増えて更なる賑わいを見せています。

       草履を脱いで拝殿に入り、大切に運んできた行器を神前にお供えして、お神酒とお護符のお赤飯を頂きました。

       宮司さんのお話では、大雨から晴れ間に変わった天気も必然だったのかもしれないとの事。 

       万事は、偶然ではなく…意味があるようです。雨上がりの日差しは、ひときわ嬉しいものでした!

       雨女の私のせいか?はたまた、神事に仕える間は食べてはいけないお肉を食べてしまった人がいるとか

       いないとか? 色々と憶測があるようでしたが、無事に神前にお供え出来てひと安心。

 

 11:00 全員での記念撮影を終えて花嫁姿で歩いていると、「一緒に写真撮ってください」とお声がかかります。

      小さな女の子を連れたおばあちゃん、「この子も大きくなったらお嫁さんになりたいんだって」と。

       きっと可愛いお嫁さんになりますよ♪ 大きくなったら、行列にも参加出来ると良いね!

       ケバブを露店で売っていた外国人のお兄さん、遠くから”写真撮ってくださいアピール”が・・・  

       意を決して一緒に写真を撮ると…

       「ヤサシイネ。ドウモアリガトウ。」日本ならではの文化を写真におさめる外国人の方も多かったです。

       

       お党屋さんに戻って昼食を頂き解散です。

 

付きの方となり、豪華な衣装で身動きが不自由になってしまった私の手足となって

 支えてくれた2名の女性スタッフ。帰り際には、私よりもスタッフ達の方がまともな食事もとれていないはずなのに…プリンとチョコのおやつをくれました。 細やかな気配りと優しさに助けられながら、無事 に終える事ができました。感謝

 

 

祇園祭の準備段階からお党屋さんに舞台裏の密着取材をして当日も泊まり込んでいた某スタッフです。(後日、祇園祭の舞台裏ブログも公開予定ですのでお楽しみに。)

やや久しぶりに当日会った顔は、どこかほっそりして見えました。

「おもしろいから」の理由で七行器行列に私を送りこんだのも某スタッフの仕業です。

長い待ち時間中に、「修行だ!苦行だ!」と言っていた私に、 

毎年、暑い中では倒れてしまう人がいる程の大変な修行によく耐えられました!

きっと幸せになれますよ。」とお党屋さんからもらってきたお守りを渡してくれました。

 

  


 

    

これが、幸せになるお守りです★みなさんにもご利益がありますように♪

 

 

 沢山の人が集まり盛大に行われた祇園祭、伝統を守りながらお党屋さんを中心に、見えない部分でのご苦労も多かった事と思います。参加者一人ひとりの力が集まって、今年も由緒ある祇園祭として多くの観光客の方もお迎え出来ました。

八百余年の歴史と、守り続けている人々の熱い想いが感じられる素晴らしい祇園祭でした!

実際に参加してみて、大変な場面もありましたが3大祇園祭に数えられる「会津田島祇園祭」に参加出来たからこそ、見たり感じたり出来た事は大切な思い出となりました。 

まだご覧になった事の無い方は、ぜひ来年いらしてくださいね。

そして、未婚女性の皆さま★日本一の花嫁行列に参加されてみてはいかがですか?ぜひチャレンジしてみてください!

きっと、益々の幸せが待っていると思います★

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 


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