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スタッフブログ

2012/02/07 14:41

【南会津グルメ情報】只見町に伝わる水あめ作り

        只見町の『水あめ』作りの動画をUPしました

 

雪深い1月の南会津只見町。大倉地区の三瓶(さんべ)さんのお宅におじゃまして、只見町に昔から伝わる『水あめ』作りを

取材しました。

 

只見町では古くから、冬になるともち米と麦芽を使った水あめを作ってきたそうです。自然素材100%の水あめは、優しい

甘さで、体も心もホッとさせてくれます。

 

また、「あめよばれ」という習慣があり、水あめができると各家庭で1回ずつは呼んで呼ばれて、水あめを振舞ってきたそう

です。ただ、水あめを作る方々の高齢化や、重い鍋を持ったり煮詰めたりと大変な作業があるので、最近では「あめよばれ」

の習慣も少なくなってきたそうです。

 

【作り方】

①あらかじめ水につけておいたもち米をふかす。

②ふかしたもち米にお湯を入れてお粥状にする(4升のもち米なら5升のお湯)。

③麦芽もやしをふきんに包み、ぬるま湯で揉みだす。

 ※麦芽もやし:発芽させた麦を乾燥させてくだいたもの。

④もち米に搾りだした白濁液をかけながら混ぜる。

⑤もち米がとろとろになってきたら70~75℃で保温したまま7~8時間放置。

⑥もち米は下に沈んでいるので上澄みをすくい取る。

⑦もち米をざるの上で搾る。

⑧上澄みと搾った汁を火にかけて一旦煮立たせる。

⑨ふきんで漉したあと、煮詰めていけば完成。

 

文字にしてしまうと簡単そうに思える水あめ作りですが、温度の管理や麦芽の量など、受け継いできた経験と勘がものを

いう作業です。各家庭で作り方も少しずつ違うようですので、水あめはその家ごとの甘さや味だそうです。また、昔から

ぜんそくなどにも良いと言われているそうです。

 

ちなみに、なぜ水あめができるのかネットで調べたら、

・もち米のデンプンを麦芽に含まれるアミラーゼという消化酵素が糖に分解する。

・糖とは、麦芽糖・デキストリン・ブドウ糖などのことで、これらの糖が甘み。

・水あめは粘性と保水性のあるデキストリンが多い状態。

・もち米を絞ったあと一旦煮立たせるのはアミラーゼによる分解を止めるため。

ということだそうです。

 

基本的にデンプンとアミラーゼがあれば水あめはできますので、ジャガイモやサツマイモをデンプンとして使ったり、

麦芽ではなくて同じく消化酵素アミラーゼを含む大根おろしを使う地方もあるそうです。

 

只見町の水あめは一般家庭で楽しまれている水あめですが、只見観光まちづくり協会さんから「たぐり飴」(ヤマサ商店)

という名前でお取り寄せもできます。もしくはご自分で水あめ作りにチャレンジするのもいいかも!

只見観光まちづくり協会 http://www.tadami-net.com/html/tadamiitupin.html

 

 

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