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スキーヤー限定ゲレンデ「高畑スキー場」がついにボーダーに開放!
TAKAHATA Reverse mode
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スキーヤーオンリーを貫き、多くのスキーファンから熱い支持を受けてきた高畑スキー場。今シーズンの営業は3月30日で終了しましたが、特別に4月5日(土)・6日(日)の2日間限定でファイナル滑走ができることになりました!
そして今回の注目はなんといっても、この2日間はスノーボードも滑走OK!になること。これまでスキーヤーだけが堪能してきた、ボーダーが一度も見たことのない眺めとゲレンデにチャレンジ!ファイナルだからこその大解放、ボーダーはこのチャンスを見逃すなっ!もちろんスキーヤーも歓迎です。
TAKAHATA Reverse mode ■日程 2014年4月5日(土)・6日(日) 9:00~16:00 ■リフト料金 大人2500円 シニア1800円 こども1500円 ■レストランオープン 10:00~15:00 会津高原高畑スキー場 http://www.takahata-ski.net/
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はじめよう田舎暮らし 20
| 南会津でのミラクル おいでよ!南会津へ |
南会津に定住・二地域居住された方にお話を聞く「はじめよう田舎暮らし」。
今回は南会津町に移住されて、4人のお子さんを育てる土器屋(どきや)さんにお話をうかがいました。
土器屋さんへのインタビュー動画はコチラ
土器屋さんが初めて福島県に来たのは南会津ではなく、奥会津の三島町で行われる「ふるさと会津工人まつり」が目的でした。
| ふるさと会津工人まつり(三島町) |
工人まつりが気に入った土器屋さんは次に来るときは、宿泊してじっくり楽しみたいと思い、
近くで何日か過ごせるところを探します。そして南会津町(旧舘岩村)のNPO法人ARS(会津高原レジャーサービス)が実施する「田舎暮らし体験住宅」を発見。舘岩地区の空き家で短期的(1週間~1ヶ月程度)に田舎暮らしを体験してみようという企画で、料金も格安でした。
| ARS 田舎暮らし体験住宅のホームページ |
「地図上では近くだと思ったんだけど、実際に舘岩地区と三島町は結構離れていた(約90キロ)んですけどね。。」
と笑う土器屋さん。しかしこの選択で、土器屋家のその後が大きく変わりました。
土器屋さんには4人の可愛らしいお子さんがいますが、長男と次男はそれぞれアトピーと喘息というアレルギー症状を持っていました。
| 土器屋家のお子様たち |
千葉では熱帯夜の晩になると長男が汗をかき、2時間おきに目を覚ましては痒みを訴えます。
その度に土器屋さんは背中を掻いてあげていましたが、毎晩の事となるとどんどん親子共に疲弊していったと言います。
そんな時、初めて舘岩で夏休みを過ごしてみると、一晩に何度も目を覚ましていた長男が
一度も目を覚まさずに熟睡。次男の喘息の発作も起きず、
「本当にミラクル!!何なんだここは!?」
「休養というプレゼントをもらった」
と当時を思い出して興奮気味に話してくれました。
以降、夏休み・冬休み・春休みやGWなど大きな休みのたびに舘岩を訪れるようになり、
人気が出てなかなか予約が取れなくなった「田舎暮らし体験住宅」に代わりに、
安く借りれる空き家を見つけ、月に一回舘岩に来るようになりました。
舘岩が子供の体にいいこと。そしてもう一つ、土器屋さんが南会津に移住するに至った理由があります。
それは東日本大震災と福島第一原発の事故。
ニュースを聞いて土器屋さんは、南会津も放射能に汚染されもう遊びに行けないのかなと思っていたら、段々と情報が入るにつれ、実は南会津は山々に阻まれて放射線の数値が低い。
逆に今いる千葉の方が数値が高いぐらいだという事がわかってきました。それならとその年の夏休みに土器屋さんと子供たちは南会津を訪れます。
そして来てみるとやっぱり子供にはぐっすり眠れる、発作は起きないと最高の環境。子供たちの事を考えると今の千葉より舘岩だと夏休み中に転校届を出し、仕事のあるご主人を千葉に残し、土器屋さんと子供たちだけ移住を開始しました。
「とにかく健康に育てたい」
元々病気だったこともあり、土器屋さんの教育方針は「わんぱくでもいい、たくましく育って欲しい」を地で行くものでした。
「夏は田んぼで水の中にいるタイコウチを捕まえ、夜はクワガタ。ここはノコギリクワガタもミヤマクワガタもいるし、8月になったらカブトムシを捕まえる。ただ捕まえるだけじゃなくて育てながら戦わせたり、ちょっとむごい事もしていますが、それを含めて遊びながら学んでいる」
「冬はすぐ近くにたかつえスキー場があって、5歳の三男がもう第3リフト(中級コース)から滑ってこれるようになったり、家の前に雪でジャンプ台を作って滑ってみたり、もちろんかまくらもつくるんだけどお祭りの真似をして鎌倉の縁に穴を開けてろうそくの灯を灯してみたり。いろいろ考えてもちろん上手くいかない事も多いけど兄妹4人で遊んでいる」
「田舎はガス料金が高いので、子供たちを連れて近くの湯の花温泉に行く。温泉と言っても温泉宿じゃなく、本当に温泉しかない共同浴場。近くの旅館に泊まりに来ている人たちと一緒に温泉に入っていろいろ話しているうちにその宿泊客の住んでいる地域の事に詳しくなったり、温泉を管理しているおばあちゃんに行儀がよくないと怒られたり」
| 昆虫が大好きな子供達 | 山も川もすべてが遊び場 |
などなど、子供たちの話は尽きません。
元気いっぱいの子供たちの成長を見れるというのは本当に幸せなんだろうなと思わずにはいられません。
もちろん良い事ばかりじゃなくて不便な事もたくさんあると、土器屋さんは言います。
・小児科のある病院が遠い
・ポケットティッシュがどこにいっても配ってない
・長女の同級生が少ない
・主婦は自分から積極的に交流を広げないと楽しくない
・正社員の仕事がなかなかない
・熊が国道を横切る。。
と、大きいものから小さいものまで。
ですが、都会だったら不都合がないかというとそれもまた別問題。
ストレスの多い都会で疲れてしまって行き詰まりを感じている人も多いと思います。
そんな人は、、
「おいでよ!南会津へ!」
| 茶目っ気たっぷりに「おいでよ!南会津へ」と言う土器屋さん |
なんだか土器屋さんに上手くまとめて貰っちゃいましたが、
実際に足を運び、春夏秋冬宿泊して、住まいも見つけ、家族がみんな納得して、移住するという正しいプロセスを踏んでいるから自信をもって勧められるんだと思いました。
あなたもぜひ南会津をその目で確かめに来てください。
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大河ドラマの舞台となって注目を集めた昨年に続き、今年から来年にかけてますます福島県の観光に注目が集まります!
JRと自治体・観光業界が連携して開催するPRイベント「ふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)」が決定し、そのプレ期間として、2014年4月から様々なイベントを開催。 そして福島県への旅のお供に、宿泊やお食事などに使えるクーポンが付いたプレゼント&クーポンキャンペーンパスポートや、200を超える花の名所から好きな場所のスタンプを集めるフラワースタンプラリー、リアル宝探し「コードF-4」など、誰もが好きなときに参加してプレゼントがもらえるキャンペーンが続々と始まっています。
そして旅の思い出に撮った写真はフォトコンテストに応募しましょう!
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| 第三回 NHK 福島の桜フォトコンテスト |
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NHK福島放送局「福島の桜フォトコンテスト」係(平日/9:30~18:00)
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ふくしまプレDC 花の王国ふくしま キビタンフラワースタンプラリー |
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募集する写真のテーマは「行ってみたくなる福島」。県内で撮影した風景や街並み、文化遺産、鉄道、食べ物など、見た人々が「ぜひ福島県を訪れてみたい!」と思うような、ステキな写真を送ってください。
「福島・春の福が満開フォトコンテスト」 |
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チャンピオンシップ&ファイナルパーティー
IN 会津高原たかつえスキー場
~THE FINAL & FINAL PARTY~
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春の足音が聞こえ始めると、スキーシーズンは残すところわずかとなってしまいました! 今シーズンのたかつえスキー場の滑り納めとして「チャンピオンシップ&ファイナルパーティー」を開催します!! 競技大会の他、初心者ハーフパイプ無料レッスンもある充実した内容です。 参加エントリーは明日28日(金)必着、大会終了後には、ゲレンデにて飲食ブースを設置して「ファイナルパーティー」を開催します!!
【開催日】3月30日(日)
【会 場】会津高原たかつえスキー場にて
【各競技内容】
・スキーの部:スキー技術選手権大会 ・ボードの部:ボーダークロス大会 ・パイプの部:初心者ハーフパイプ無料レッスン
【各参加費】
・スキーの部:3000円(定員100名) ・ボードの部:2500円(定員200名) ・パイプの部:無料(定員20名※事前エントリーのみ)
【大会終了後】
・ファイナルパーティー開催!(ゲレンデにて飲食ブース予定)
競技詳細・参加申込はHPをご確認ください。
※ コース状況により中止となる場合もございます。 ※ ヘルメット・グローブは必ず着用してください。プロテクター類の装着を強く望みます。
【お問合せ】
たかつえスキー場
☎ 0241-78-2220
fax 0241-78-3198
お得な宿泊パック・日帰りのお客様にはバスパックがおススメです♪
今年最後のたかつえのゲレンデを思いっきり楽しんでくださいね!! そして、来年も…とっておきのパウダースノウで皆さまをお待ちしています。
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| ふくしまプレDC 花の王国ふくしま キビタンフラワースタンプラリー |
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福島県内205の花の名所を巡る「花の王国ふくしまキビタンスタンプラリー」が開催中です!花の名所に設置してあるスタンプを3個以上集めて応募すると、抽選で1,000名様に豪華プレゼント!南会津の花の名所の一部も下記でご紹介しますので、南会津への旅行の際にはちょっと足をのばして名所めぐりをしてみてくださいね。
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~南会津のスタンプラリーポイントとなる名所の一部を紹介します~ |
| ■中小屋の福寿草(なかごやのふくじゅそう)
桜よりひとあし先に花を咲かせるフクジュソウ。まだ雪の残る里山の斜面などに群生して、雪国に春を告げる花です。フクジュソウの群生地である南会津町中小屋地区では今年は福寿草まつりを開催。鮮やかな黄色のじゅうたんに南会津の春を感じてください。 ・開花時期:3月下旬~4月中旬 |
| ■桑取火のカタクリ(くわとびのかたくり)
下郷町桑取火地区のカタクリ群生地は約2ヘクタールという広範囲にわたり無数のカタクリが花を咲かせます。奥へいくほど開花の時期が遅いので、長期間にわたって見頃が続きます。広い群生地にひとつ咲くか、といわれる貴重な白いカタクリが見られることも。 ・開花時期:4月中旬 |
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山に囲まれた集落を山崩れから守るため、先祖が植えた山桜。現在も集落の人々が大切に守り続けています。4月下旬には「戸赤の山桜まつり」も開催され、知る人ぞ知るファンが集まります。集落の人々のあたたかなもてなしに触れられるほのぼのしたイベントです。 ・開花時期:4月下旬~5月上旬頃 |
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大小数々の湿原が集まり様々な植物が群生する湿原で、1時間~3時間程度でまわれる数種類のコースが整備されており、気軽にハイキングが楽しめるスポットとして人気があります。ミズバショウ、ワタスゲ、ニッコウキスゲなど春~秋にかけてとりどりの植物が見ごろを迎え、何度来ても新鮮な光景があります。 ・開花時期:ワタスゲは6月中旬~下旬頃 |
■高清水自然公園ひめさゆり群生地(たかしみずしぜんこうえん)
標高850mの山の上に7ヘクタールにわたって100万本のヒメサユリが咲き、その規模は国内随一といわれています。6月にはひめさゆり祭りや地区内の群生地のなかを歩くひめさゆりウォークなど様々なイベントが行われます。 ・開花時期:6月中旬~下旬頃 |
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続 ・大内宿マスターになりたい!
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四季の変化に富んだ南会津では、冬の雪景色も圧巻です。
暦の上では、いよいよ春を迎え、東京でも桜の開花が観測されましたね。 どの季節も味わい深さを感じられますが、南会津の長い冬を過ごし春を待ちわびた雪解けの喜びは大きいものですね!こちらの本格的な春の訪れは、例年通り4月下旬以降になりそうです。
木々の芽も膨らみ始めて、観光に訪れる方の数も増えました。
道の両脇を流れる川は、春の訪れを知らせるような大きな音をたてながら力強く流れていました。
昔は、道の中央を流れていたそうです。神仏に供える神聖な水として使用されていました。 その流れを見ていると、清々しい気持にもなります。 夏になると、野菜や飲み物を冷やすお店も多く、とても風情があります。
南会津の人気の観光スポット の「大内宿」について、春の行楽シーズンに備え「大内宿マスター」を目指して研修を受けたスタッフからの受け継いだ内容を少しお伝えします。
江戸時代の宿場町と茅葺屋根の歴史的景観を保持する街並みとして「重要伝統的建造物保存地区」 の選定を受けた大内宿。 大内宿の「顔」でのある茅葺屋根には、まだ残雪が見られました。 雪が溶けると、どっしりとした風格の漂う茅葺屋根がまた趣深い印象を与えてくれます。 湿度の高い会津には、風雪に耐えた水切れの良い茅が良く合い、夏の暑さを防ぎます。
「茅」とは、アシ・ススキ・チガヤなどの長い繊維の葉や茎を持つ植物の総称の事です。 大内には、共有の茅山があり共有財産として管理しています。 春になって、雪が溶けると焼山をして新しい茅が育つように、10月頃から茅狩りを保存しています。 ススキは、火山灰の恵みによるものです。約5000年ほど前に爆発したと言われる沼沢火山の火山灰が降り積もったところに、春になるとススキや萱が成長し、秋に枯れるという繰り返しで黒い土がつくられました。 この黒い土が、会津の産物を作り上げたと言われて、杉や桐、茅やススキだそうです。火山灰の中の成分が他の火山灰とは違った性質なので、会津のススキは特に美しいと言われています。こうして会津の農家には、これらの産物を使用した美しい文化が生まれました。
そして、茅葺屋根の吹き替えは、一坪に一人と言われる程に労力を伴う作業です。 この仕事の手伝いを、昔は「地走り(じばしり)」と呼び、近所や親類たちの仕事で賃金を払わない労働交換だったそうです。 また、戊辰戦争では、会津藩と西軍の激しい戦いが行われ、会津は多くの戦死者を出して敗退しましたが、村名主が焼き討ちから守るよう懇願して救われたと言われています。
こうして皆が力を合わせて守り続け、何百年と伝え継がれた貴重な文化を大切に受け継ぐ為に、 防火設備や日頃の訓練など徹底した防災対策が行われています。
観光にいらした際は 、そうした想いも感じながらマナーを守ってくださいね。
~石原屋にて休憩タイム~
石原屋だけのオリジナルメニュー「そばがき」はフワフワでとろけるような食感でファンも多いです。
程良の良い甘さのあずきとの相性が絶妙な「そばがきしるこ」を頂きました。 外を眺めながら一息ついて、ゆったりと流れる時間も味わいました。
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| リアル宝探しイベント in福島 コードF-4 | |
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宝の地図を片手に、まだ見ぬどこかに隠されている宝物を探し出す・・・ リアル宝探しイベントって?→タカラッシュ!の楽しみ方 のページへ 2012年夏、コードF-3が開催されましたが、今回、待望の福島県開催が再び!
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このイベントはなんといっても、クリアすると実際にお宝をGETできるのが魅力★
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コードF-4は福島県内全域で行われ、南会津地域でも南会津町が舞台となり宝探しが行われます! 南会津町の地図はこちら! 南会津町の謎解きをクリアするともらえるのは・・・ 南会津町のゆるキャラ「んだべぇ」の缶バッジ♪ イラストもかわいいですが、本人(?)もユルくて愛らしい仕草が老若男女に人気です♪ 南会津町のイベント等で大活躍しておりますので、んだべぇにも会いに来てくださいね。 非売品のレアもの「んだべぇグッズ」がゲットできるかも・・・!?
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都会ではできない人間らしい暮らし
南会津郡只見町は雪国会津の中でも一・二を争う豪雪地帯。そんな豪雪地帯の中でも特に雪深い毘沙沢(びしゃざわ)地区に住むのは、千葉県柏市から定住された今井博・富美恵ご夫妻。
| 今井さんご夫妻 |
今井さんのお住まいの毘沙沢地区は林道を越えた山頂にある為、雪が積もると除雪車が入れず、
徒歩で進まなければなりません(幸いにもブルトーザーが圧雪してくれるので、腰まである雪をかき分けてという事はありません)。
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取材に訪れたのは天気も良く、林道も圧雪されたばかりで非常に恵まれた日でした (念のため持って行った和かんじきは使わなくて大丈夫でした) |
歩みを止めると物音一つしない雪山。一本道なので迷子になる心配はないのですが、若干の心もとなさも。
途中、鳥が鳴き声が聞こえるとギョッとすると同時に生き物の存在を感じられてホッとします。歩く事、およそ1時間。今井さんのお住いに到着。
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林道から見える今井さんのお住い。 ゴールが分かると人間もうひと頑張りできますね |
家の前に貯められた水は、屋根から落ちる雪を溶かす事に利用 雪国で暮らす生活の知恵を感じました |
奥様は雪山を登ってきた我々の労をねぎらおうと、
カレーライスとチーズケーキを準備して待っていてくれました。
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野菜もお肉もゴロっと入った手作りカレー。お代わりまで頂きました チーズケーキは撮影する前に食べてしまうという痛恨のミス 食いしん坊バンザイ! |
1時間の山登りの後という事もあり(たとえそれがなくとも)とても美味しいカレーでした!
お二人のお人柄もあり和やかな雰囲気の中で定住に関してお話を伺いました。
■今井さんご夫妻に田舎暮らしについて聞いた動画はコチラ
今井さんは只見町に定住する以前は、東京の建設設計事務所に勤務。誰もが知っているようなビルやホテルの建築に携わる建築家でした。趣味は家具作りで、只見町の隣町・南会津町にあるきこりの店にもよく家具の材料を買いに来ていたそうです。
男の趣味は凝りだすと止まらないところがあるもの。今井さんの家具製作用に材料や機材を置く工房が欲しくなります。そんな事を思っていた1994年、知り合いに紹介されたのが今のお住い。築およそ250年の古民家は当時とても人が住める状態ではなかったそうですが、建築家で古民家にも興味のあった今井さんにはとても魅力的に見えたそうです。
| 購入した当時の家 |
奥様は、「なんでこんな汚い家を欲しがるのだろう?」と呆れたそうですが、
ここに住むわけではないし、(主人の)遊び場として使うなら、環境も良さそうだしまあいいかとOKしたそうです。その6年後に移住する事になるとは思ってもみなかったみたいです。
念願の遊び場(工房)を手に入れた今井さんは、家具作りをするかたわら、この家を6年かけて直します。年間60日ほど通い、友達や仕事仲間と一緒に来たこともあるそうです。家の中は古民家の良さとおしゃれな雰囲気が同居したすばらしい空間でした。
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こちらが直し終わった後の家。一級建築士というのもあるのでしょうが、 個人でここまで直してしまうのは本当にスゴイ!! |
| 家の中は思わず住みたくなってしまう、居心地のいい空間でした |
南会津に定住された方々に定住の理由を聞くと、「田舎が好き」とか「自然が好き」といった理由が多いものですが、今井さん達は少し異なります。
1990年代後半になると日本経済はバブル崩壊の影響を受け、今井さんの勤める建築業界も大変厳しい時代に入りました。今井さんは激務で心身共に衰弱していったそうで、奥様に田舎でのんびり家具を作って暮らしたいというような事を口にしたそうです。これを聞いた奥様は「あの仕事が好きで好きでしょうがない夫が弱音を吐くなんてただ事ではない」と思ったそうです。当時、今井さんの会社の方で病気になったり亡くなったりする人が多く、「同じ一生なら好きな事をして欲しい。幸いローンの支払いも終わり、娘二人も大学を卒業したので」と奥様は移住に賛成したそうです。
こうして、30年務めた会社を辞め、2001年秋今井さんご夫妻は只見町に移住。今井さんは53歳でした。
「引っ越した当初は面白くてしょうがなかった。冬も家に籠って家具作りができる」
都会にいた頃の知人や友人経由で家具の製作を受け、家具作りに没頭する今井さん。
| 今井さんが製作されたテーブル | 今井さんが製作された椅子 |
一方、奥様はというと元来自然にあまり興味がなく、虫も嫌いというインドア派。外にはあまりでないことから室内でできる「裂き織り」を始めるようになりました。「裂き織り」とは古くなった布を細かく裂き、その布をよこ糸の代わりに使って小物や衣類を作る事。普通の織物と違って独特の味わいがあり、芸術的にも注目されているそうです。
| 作業途中の裂き織りの様子 | 奥様の作品。ポーチやペンケースなど |
また、実はお二人は同じ学校の吹奏楽部。
今井さんはホルン、奥様はフルートを演奏する趣味があり、
「都会と違って、この場所は周りに人がいないので、近所迷惑を心配しないで楽器が演奏できる」
いつの日かオーケストラに参加して演奏してみたいと今井さんは仰っていました。
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ホルンを吹く今井さん 実は抜歯したばかりでちゃんと吹くことができない中、 チャレンジして頂きました |
フルートを吹く奥様 他にもピアノも引けるのだとか
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田舎での生活を十分に満喫していた今井さんですが、
当初あまり地元の人達との交わりはなかったと言います。
「人里離れていた事もあるが、主にここと東京という関係で生きてきた。しばらくしてからですね。地元の人とコンタクトを取るようになったのは。地元の人と交流する事で生活の質が変わってきた」
今井さんは、山のふもとにある廃校を利用した体験施設「森の分校ふざわ」の運営行ったり、
地元で音楽会の開催など
「移住した当初は考えていなかったいろいろな経験ができた」
と言います。
今井さんに、田舎での生活の不便な点もお聞きしました。
「家の除雪とか何かが壊れたというトラブルがあったとしても、都会と違ってお金で解決できない事がたくさんあります。なので自分でやらなければならない。ある意味ではとても人間的、ある意味では戦いです。ですが前向きに考えれば、面白いことがいっぱいあります」
田舎は楽しいことばかりではなく、大変な事もいっぱいある。でもそれをひっくるめて人間的な暮らしというのではないかという今井さんの言葉はとても心に響き、お二人がとても魅力的に見えたのも人間的にしっかりと生きているからなのかなと思わずにはいられませんでした。
【今井さんの日々の生活を綴ったブログはコチラ】
★。。 花泉酒造の麹室・酒母室がリニューアル 。。★
「これ南会津ブランド!」シリーズ「リンドウ」の取材でもお世話になりました花泉酒造の杜氏齋藤さんより、
酒母室と麹室がリニューアルしたとの事で見学のお誘いを頂きました!
齋藤さんは、春から秋は「リンドウ」を作り、冬には酒造りをされて、趣味はバイクにスキー・釣りetc…
南会津の自然を愛でながら、共に暮らしを楽しんでいらっしゃる齋藤さんの笑顔は、周りにもホッとするような温かさを
与えてくれて、いつも沢山の人に囲まれていらっしゃいます。
花泉酒造は、蒸し米と麹・水を合わせる「仕込み」を初添え・仲添え・留添えの「三段仕込み」の後に更にもち米で仕込む「四段仕込」と高清水の湧水超軟水を利用することによって独自のまろやかさや甘味とコクのあるお酒が特徴です。
早速、酒蔵に入るとフルーティーな香りが漂ってきます。
酒造りにおいて重要な「麹作り」と「酒母」。これらを作っている「麹室」と「酒母室」を見せて頂きました!
まずは「麹室」
全面が杉の木で造られた、木のぬくもりと温かさを感じる空間です。木材は、呼吸していて通気性も良いので生き物である酒造りの空間にはピッタリですね!これらの部屋を新築してから、従業員が作業をしやすくなり快適になったそうです。
作業する環境や、つくる人の心持ちも、美味しい酒づくりには大切ですね。
この麹室では、蒸した米に麹菌を繁殖させて米のデンプンを糖に変えて、酵素を麹菌に作らせて3日程で麹が完成します。
こちらは「酒母室」
酒母とは、日本酒の主成分であるアルコール発酵に必要な酵母を育てるものです。まさに酒の母となるものです。
この酒母室で、糖分がアルコールに分解されて お酒になっていきます。
お米からアルコールを作る酵母を培養したものをタンクに入れ、蒸した米に仕込水、麹、酵母、乳酸を入れて仕込みます。
雑菌の繁殖を抑えて、品質管理を一番に徹底しているので、温度も一定に維持しています。
酒母の原料、蒸米を試食させて頂きました!
栗のような柔らかい甘さがゆっくりと口の中に広がりました。
これがお酒の旨みや甘味となっているのですね。
こちらは、培養液に入った「酵母」です。
自然界の菌の力によって熟成されている日本酒を造っている蔵には、古くからその蔵に住みついている酵母がいて、
「蔵付き酵母」と呼ばれ、その酵母が入りこみアルコール発酵させていたそうです。
そして、発酵途中のお酒を見せて頂きました!
はしごが掛けられた大きな仕込タンクの中をのぞいてみると、発酵度合いによって様々な様子が見られました。
泡のように見えるのは、酵母 です。
酵母の発酵度によって見た目も変わり、筋状~高泡~落泡~ふた状に変化します。
発酵が進む程に辛味が増してきます。 齋藤さんは、丁寧に発酵を管理しているので、強い匂いもなく飲み口の良いピリッとはじけるような辛味に仕上げています。
酒蔵は大正時代につくられました。 天上を見上げると、立派な梁に「大正9年」の文字が…およそ1世紀の歴史を伝えています。
お祀している「松尾様」というお酒の神様。この神様は女神様なので、昔は女人禁制だったとか…
実は、お酒が嫌いだったという齋藤さんが試行錯誤して生みだして自らが”美味しい”と納得するお酒づくりにこだわっています。
酒蔵にはクラシック音楽を流し、朝は、酒蔵の大きな仕込タンクに高清水の水を手作業で入れる事から始まっています。
お酒と良く向き合いながら、農作物を育てている農家ならではの知恵を活かした発想から生まれた酒造りだそうです。過
去のデータにもとらわれる事なく毎年、日々変化している「今」の状態をよくみながら、やさしくやさしく手をかけます。
りんどうの種や苗を育てるのも、酒母からお酒を作るのも同じ。
無理なく背伸びしないようにと話す齋藤さん。飾らないありのままさが、透明感のある綺麗なお酒を作るのですね。
優しい飲み口の花泉のお酒は、南会津の旬の味覚を肴と一緒に召し上がるのがおススメです♪
色々な料理に良く合い、良さを引き出してくれます。
現在仕込み中のお酒「瑞祥」(ずいしょう)。麹米は、南郷・只見産の「夢のかおり」、かけ米に舘岩産の飯米「高嶺みのり」
を使用して、味わい深く多くの人に愛されています。
ちなみに…「瑞祥」は、めでたい事がおこるという前兆という意味です。祝いの席にも、祝いや喜び事があるように願う席にも…
高清水のようなサラサラと流れるように口の中に広がるとても綺麗な飲み口です。
これからの季節は、桜を眺めながら…なんていうのも楽しみですね♪ 花弁の舞うように、飲む人の心にも花を咲かせてくれそうです。