山野辺さん(フレンチシェフ)


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目標としていた40歳で自分のお店を持つ

フレンチシェフとして働いていた山野辺さんは、22歳の時にフランスで本場の料理を学びました。その際に見た建物が、古材で出来た雰囲気の良い建物で、いつか自分もそんなお店を持ちたいという夢を持つようになりました。それから月日は流れて、料理人としてのキャリアも積み、葉山のお店では総料理長も務めて、目標としていた40歳を前にして、いよいよ自分のお店を持つ事を考えるようになりました。そんな時に、南会津町の南郷地区にある曲り屋の古民家を解体するという話を聞いて、ぜひ一度見てみたいと思いました。栗の木などの立派な古材で、それを譲り受ける事が出来ました。それらは保管して頂く事になり、その間の数年間、南会津に足を運んでいました。お店を出すなら、静かな郊外のような場所が理想でしたが、具体的な場所は決まっていませんでした。具体的な場所のこだわりは無く、当時住んでいた神奈川県でも良いと思っていましたが、南会津に通っているうちに、四季の移ろいの美しさや水や空気の清らかさや温かい人柄に惹かれていき、それらは昔から描いていた理想のイメージにピッタリの場所だと気付きました。 そうして移住を決めてからは、不安や迷いはなく、「自分が良いと思ったら、まずやってみる」という性格でもあり、前に進み続けるばかりでした。こうして今、ふり返って見ると人との出会いから繋がった南会津への移住でした。

山野辺さんさん写真
山野辺さんさん写真
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