南会津の観光スポット、イベント、ホテル・旅館などの情報をサポート!南会津を旅行する魅力をリアルタイムでお届けする観光案内サイト

文字サイズ
twitter facebook Youtube

スタッフブログ

2018/07/25 10:00

【スタッフがゆく】7月23日(月)会津田島祇園祭 七行器行列を取材しました

 

 

 

 

7月23日 会津田島祇園祭 七行器行列


 

 

 

 

 

 

 

 

7月22日~24日、会津田島祇園祭が開催されました。八百弐十余年の伝統ある祭りで、鎌倉時代の領主長沼宗政の祇園信仰により、この地に祇園の神(牛頭天王須佐之男命)をまつり、祇園祭の制を定め、田島鎮守の田出宇賀神社の祭りと共に行われた事が起源とされています。

 

 

 

 

 

 祇園祭2日目は「渡御祭(とぎょさい)」と呼ばれます。「七行器行列」では、七つの行器(ほかい)に祇園の神様へのお供え物のどぶろくの御神酒、赤飯、鯖を満たし盛り、奉献する神事です。祭礼中の最高の儀式として奉仕されます。

 

 

 

会津田島祇園祭は、「お党屋制度」と呼ばれる、現在9組の当番お党屋が1年神主の党本を支えて祭事を担当する制度によって運営されています。

七行器行列は、早朝7時50分頃に当番お党屋組本陣を出発します。今年の当番お党屋組は東町の室井畳店です。 

昨年のお党屋組は「渡し」と呼ばれ、来年のお党屋組は「請取り」と呼ばれていて、3組のお党屋組によって1年を通した3年がかりの大行事である祇園祭です。 昭和56年には国の重要無形民俗文化財に指定されました。

 

2013年スタッフブログ お党屋

 

 

 

七行器行列には「七度の使い」と呼ばれる二人の男子が先頭に並びます。

神様が常時鎮座する神社から党本へ神輿を迎える行事の使いです。袴を着用し、袴の股立を腰紐に結んで、白扇を袴に差し、草鞋を履いて神社の宮司宅に参ります。神事の使いに赴いた旨を言上し、本殿に参拝します。宮司の指示で1回ごとに手水舎で手水を使いながら6度参拝し、神迎えとして「七行器行列」の先頭になった時が七度目として数えられ「七度の使い」として数えられます。

 

 

 

七行器行列は、神の来臨を請うために奉献する神聖な行列ですが、未婚女性の参加希望者が花嫁行列に参加出来て「日本一の花嫁行列」とも称されます。花嫁は地元の方や、この日のために帰省して参加する大学生、今年はカナダ人女性の参加もありました。

 

2013年 スタッフブログ 七行器行列に参加しました


 

 

 

絢爛な行列は田出宇賀神社に向かって粛々と続きます。途中、行器を持ち手と交代しながら進みます。行器に息がかからないように高く上げなければならない、貴重なお役目です。

 

  

 

田出宇賀神社の鳥居の先は更に多くの人々が出迎えています。

 

 

 

神様が奉納された供物を受け取ると、神輿に遷って町内を渡御し、御旅所を廻りながら町の隅々まで悪霊疫神を祓います。


 

 

御神輿が神社を出発すると、神社前では太鼓演奏がはじまります。

 

 

 

保育園児から中学生まで、それぞれが力の入った演奏が空高く響き渡り、素晴らしい演奏でした。  

 

  

 

神輿が党本に到着すると、お党屋組全員が揃い、神を迎える神事がはじまります。党本の夫婦は袴、留袖の盛装で参拝し、神事が済むと大幣、神官は御神橋の注連縄を外して橋を渡り党本本陣に入ります。その後、昼食をとり午後は神輿御渡内回り(党本から神社へ向かいます。

 

  

 

日中は神事が多く厳かな雰囲気が漂い、盛大に祭りが盛り上がるのは屋台運行や歌舞伎上演がはじまる夕方以降です。 屋台では子供歌舞伎が演じられ、子供歌舞伎を終えて芸場へ移動する間は、子供たちが舞台に乗り「オーンサーンヤレカケロ」と囃し立てます。

 

  

 

伝統を守りながら、長い年月をかけて伝え継がれてきた会津田島祇園祭は、威厳のある勇壮な祭りです。ぜひ来年も見に来てくださいね!

 

 

 

 

 

 

コメント投稿

投稿されたコメントは、ユーザの方々の主観的なご意見・ご感想です。

あくまでも一つの参考としてご活用ください。

口コミを投稿する
このページのトップへ