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スタッフブログ

2017/04/19 16:20

【スタッフがゆく】只見町ブナセンター企画展「多雪地帯に生きる日本海要素植物」

4月1日(土)からただみ・ブナと川のミュージアム2階ギャラリーで、企画展「多雪地帯に生きる

日本海要素植物」を開催しています。4月13日(木)、スタッフは、まだ雪が残る只見町へ行き、

企画展を鑑賞してきました。

 

企画展の内容を全部をお教えすることは出来ません・・・。

ほんの一部ですが紹介したいと思います。

 

はじめに・・・。

只見町の自然環境の最も大きな特徴は多雪であることです。日本海型の気候に地形的な条件があいまって、

冬季には非常に多くの量の雪が降り、只見町は世界的にみても有数の多雪地帯の1つです。(中略)

只見町の自然環境への理解を深めるためには、日本海要素植物を知ることが大切です。

この企画展では、多雪環境の中でたくましく生きる日本海要素植物を紹介します。(企画展 展示パネルより抜粋)

 

ただみ・ブナと川のミュージアム 企画展 多雪地帯に生きる日本海要素植物 ただみ・ブナと川のミュージアム 企画展 多雪地帯に生きる日本海要素植物

ただみ・ブナと川のミュージアムの2階、ギャラリー入り口。

 

「日本海要素植物」について・・・

日本列島の日本海側と太平洋側とで植生が大きく異なります。

この事を、「日本海側と太平洋側の背腹性」と言います。

たとえば、ブナは、太平洋側ではイヌブナやナラ類、シデ類など様々な樹木と混生した森林を

形成しますが、日本海側では、ブナの純林が広がります。

「背腹性」が生じる理由の1つは、日本海側と太平洋側の冬季の気候の違いです。

この「背腹性」を形成する重要な要素として、【日本海要素植物】があります。

只見町に生育する日本海要素植物は、それぞれにこの地にいたった由来は異なりますが、

今、この多雪の環境を生き抜いています。(企画展 展示パネルより一部抜粋)

 

ただみ・ブナと川のミュージアム 企画展 多雪地帯に生きる日本海要素植物 ただみ・ブナと川のミュージアム 企画展 多雪地帯に生きる日本海要素植物

ギャラリーの中に入ると只見町で見られる日本海要素植物の標本・パネルが並んでます。

標本は、只見町ブナセンターの職員の方が、1年かけて採取したものです。

とっても貴重なものもありますよ。是非、会場でご覧になってください。

 

只見町に生育する日本海要素植物は、67種類あるそうです。

企画展で取り上げていたものをいくつか紹介します。

 

タニウツギ

タニウツギ 日本海要素植物 

スイカズラ科タニウツギ属

 

タニウツギは日当たりの良い斜面に密生して生育しています。 

只見町では、雪崩で削られた斜面の下部などで

見ることができます。 

 

花期の5~6月になると山裾がピンク色に染まるほどです。また、ごくまれに白い花の株があります。

   

(文章 企画展 展示パネルより抜粋)

(画像 wikipediaより引用)            

エゾアジサイ
エゾアジサイ 日本海要素植物

アジサイ科アジサイ属

 

エゾアジサイは梅雨の時期に青や淡青色の花を咲かせます。

北海道と本州の日本海側に分布する落葉低木です。

 

只見町では、町内の道路脇の斜面や林道でもよく見られ、明るい斜面の中でも沢沿いなどの湿った場所に多く生育しています。

  

(文章 企画展 展示パネルより抜粋)

(画像 wikipediaより引用)          
ユキツバキ

ユキツバキ 日本海要素植物

ツバキ科ツバキ属

 

ユキツバキは東北から北陸地方の日本海側に分布する常緑低木です。

 

ユキツバキを伴うブナ林は多雪地に限られ、只見町町内でも特に雪の多い只見川以西を中心に見られます。まだ雪の残る初夏に赤い可憐な花を咲かせます。

  

(文章 企画展 展示パネルより抜粋)

(画像 wikipediaより引用)
ヒメアオキ

ヒメアオキ 実 日本海要素植物
ヒメアオキ 雄花 日本海要素植物
ヒメアオキの果実
ヒメアオキの雄花

ガリア科アオキ属

ヒメアオキは雪解けの頃に枝先に紫色の花を多数咲かせます。さらに前年つけた赤い果実が5月頃までついているで

同時期に花と実を楽しめます。只見町では、ブナ林の林内でよく見ることができます。

(文章 企画展 展示パネルより抜粋) (画像 wikipediaより引用)

 

今回は・・・只見町ブナセンターの石川さんに案内していただきました。

一つ一つ丁寧に、説明してくださいました。

 

ユキツバキ 日本海要素植物 企画展 ただみ・ブナと川のミュージアム マルバマンサク 日本海要素植物 企画展 ただみ・ブナと川のミュージアム クルマバハグマ 日本海要素植物 企画展 ただみ・ブナと川のミュージアム

左から・・・ユキツバキマルバマンサククルマバハクマ

展示物の一例です。職員の方が、山やブナ林などで採取した貴重な標本がたくさんあります。

写真では、葉の形や毛があるところ、種や、花びらなど繊細な部分は伝わりにくいので、実際に、観ていただきたいです。

 

職員の方に聞けば、只見町で、実際に日本海要素植物が見れる場所を教えてくれるそうです。

企画展を見てから、町内や、ブナ林を散策し、お目当ての植物を観察するのも良いですね!

 

【只見町に生育している日本海要素植物のマルバマンサクとアカミノイヌツゲ】

マルバマンサク 日本海要素植物  アカミノイヌツゲ 日本海要素植物 ただみ・ブナと川のミュージアム

マルバマンサクの花(画像 wikipediaから引用)                アカミノイヌツゲの雄花(画像 wikipediaから引用) 

          

印象に残っているのは、植物の名前の由来が「なるほど!って言うのが多かったです。

「ハイイヌガヤ」や「ハイイヌツゲ」などのようにどちらも「ハイ」がついてますが、この「ハイ」は、

樹形が地面を「這う」ことに由来しているとか、植物毎に、只見地方での呼び方などがあること

など、色々と教えていただきましたよ。

 

企画展は、2017年7月17日(月・祝)まで開催しています。

場所は、ただみ・ブナと川のミュージアム2階ギャラリー

企画展 多雪地帯に生きる 日本海要素植物 チラシ ただみ・ブナと川のミュージアム

  チラシPDFはこちら(859KB)

 

5月のGWには、「春の観察会」を開催します。詳しくは・・・スタッフブログをご覧ください。

【お知らせ】只見町ブナセンター 5/3(水祝)・4(木祝)春の自然観察会

  http://www.aizu-concierge.com/blog/article/11693

 

【企画展 多雪地帯に生きる 日本海要素植物 会場 ただみ・ブナと川のミュージアム 地図】

 

 

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