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スタッフブログ

2013/10/21 19:00

【これぞ南会津ブランド!】南会津のじゅうねん vol.5

 

 

 

 これぞ南会津ブランド!南会津のじゅうねん vol.5

 

 

 ~嵐の前の脱穀作業~

 

  

 

10月15日

 

 

10月に入っても新潟の魚沼市では最高気温が30度を超えた程の真夏日があったと思いきや

”10年に一度の台風が来る”とのニュースを聞くやいなや…じゅうねんを作っている星さんから連絡を

頂きました。「明日から台風だから今日中にじゅうねんの実を打つから、来れるなら取材に来たら?」と

 お忙しい中、取材の事を思い出して連絡くださって有難うございます。慌てて下郷町に車を走らせました。

 

星さんの畑に到着すると、昨日から始めていたので半分程は作業が終わっていました。

今にも雨が降り出しそうな曇り空でしたが、取材の間なんとか持ち応えてくれました。

重い雲を持ちあげているように元気に葉を伸ばす野菜達、すくすくと育っていました

 

  

 

変わり易い天気の秋は、お天道様との相談も慌ただしくなるようですね。

今回は、前回(vol.4)刈り取って乾燥させておいた「じゅうねん」 の実を打ち出して「唐箕(とうみ)」にかける作業です。

 

  

 

連日のお天気のおかげで、じゅうねんはカラカラに良く乾いていました。

 

 

  

 

これらの実を外すように打ち、脱穀します。 子供の頃、昔話で見たような光景で、懐かしいような気持ちになりました。打った実を集めて、ふるいにかけます。

 

  

 

最初に目の粗いふるいを使って葉などを取り除き、次に目の細かいふるいを使うと、じゅうねんの殻まで綺麗に取れるそうです。

 

  

  

 

次は「とうみ」にかけて、じゅねんの粒と殻などを分別します。「とうみ」とは、中国で開発されたといわている収穫した穀物を脱穀した後、もみ殻や藁くずを風によって選別する農具です。昔は重厚感のある木製でしたが、近年では軽く持ち運びもしやすい薄い鉄板製が主流のようです。とうみの上部に漏斗からじゅうねんを入れて、ハンドルを回す事によって風車を駆動して、藁くずなどの軽いものを吹き飛ばすという原理です。

 

日本の稲作で農具が使われ始めたといわれる弥生時代。人手だけでは足らず、きっと”猫の手も借りたい”ような状況で考え出されたのでしょうね。人の手や知恵を使う事から、文明が発展していったのですね。便利になりすぎたといわれている現在ですが、人間ならではの”手作業”をすることで原点にかえる事も必要なのかもしれません。

 

  

 

とうみにかけると、サラサラとした白っぽいじゅねんの粒が出てきました。

しかし、これで終了ではありません。

次は綺麗に水洗いしてから、もう一度とうみにかけます。

一粒が一粒が小さくて量が多いだけに、出荷出来るまでの手間が多くかかります。

 

 

いつもご夫婦でお元気に作業されている星さん。

大空の下でのびのびと、時には自分の意見を言い合いながらも仲良く作業されている姿を

見ると、田舎暮らしも良いな~と憧れてしまいます。

冬の雪かきや寒さに耐えなければならない苦労も付きものですが、雪解けの春にふきのとうの顔が見え始めた頃の嬉しさは、ひとしおですね!

星さん曰く「都会の人は、老後の楽しみを探して旅行に出かけているけど、私は朝から山や畑での仕事があるし、それも楽しみなんだ」そうです。

季節の移ろいを肌で感じ、自分で手塩にかけて育てた旬の味覚も頂ける醍醐味を味わってしまったら

 離れられなくなるかもしれませんね

 

 では、次回は収穫作業の最終工程となる「水洗い作業」  です。

次回も、お楽しみくださいね。

 

 

ミニ動画もご覧ください。

 

 

 

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