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スタッフブログ

2013/09/03 13:49

【これぞ南会津ブランド!】下郷町 戸赤集落の花豆 vol.4

 

これぞ南会津ブランド! 下郷町 戸赤集落の花豆 vol.4

 

  前回の誘引作業では花豆のかわいい花の様子もお伝えしました。そして今回はついに収穫です!これまでと同じく下郷町戸赤集落の渡部さんちにお邪魔しました。

 

vol.1 ポットに種まき

vol.2 畑に定植

vol.3 かわいい花が咲きました!

 


渡部さんの畑は夏野菜が終わり、秋の素材が着々と育っています。下の写真はサトイモ。昨年は雨が少なく不作のところが多かったようですが、今年は雨が豊富でしっかり育っている様子。土の下ではどこまで成長しているんでしょう?こちらも収穫が楽しみです。

サトイモ。今月中には収穫かな?

花豆はまだ花が咲いています!

 

 2か月前、誘引の取材のときにちょうど花が咲き始めた花豆ですが、まだまだ花は咲き続けています。南郷トマトと同じように株の下のほうから咲き始めて、同じ順番で下のほうから実が成っていきます。いまは肩より上くらいの位置で花が咲いています。ここに実がなるのはあと1か月くらい先でしょうか?

 

 「今年は(夏の)前半は天気が良かったから、実の付きはこれまでにないくらい良いみたい。」と渡部さん。たくさん花が咲いても、その全部に実が成るわけではなく、花豆は特に実が成る割合が低いと仰っていましたが、今年はなかなかの豊作のよう。

 

でっかい鞘!手のひらより大きいです

つるが伸びてきてアーチの中はほとんど日陰

 収穫の時期になって以降も、ツルが旺盛に伸びてくるので、それを切る作業がとても大変。「ちょっと目を放すと絡まっちゃって、そしたらもう手を付けられないんだよ」と渡部さんもため息。一度ツルが絡まってしまうと、丁寧にほどいていかない限りは全部を切り落とすしかありません。実が成っている部分にからまったら切り落とすわけにもいかず、かといって放っておくと風通しも日当たりも悪くなってしまうので、手入れは本当に手間がかかります。

 

 

 ↑の花豆の鞘は若いので収穫にはまだまだ。枯れ色になって、触ってみてちょっとしんなりしているのが収穫の適期です。それを見極めながらひとつひとつハサミで切ってもいでいきます。「最近は雨が多いから、(気温と湿度が高いと)鞘の中で芽が出てきてしまうのもある。そうすると売り物にならないから、芽がでないうちに収穫しなきゃいけないからね。そのタイミングを見ながらやってるよ。」素人にはいつがそのタイミングなのかさっぱりわかりませんが、渡部さんは迷うことなく収穫できる鞘を選んで次々と収穫していきます。

 

 そして収穫したのが下の写真。ここまで色が変わってから収穫するんですね。午前中に採って午後まで干したら、夕方には鞘から出します。そして、豆の状態でザルにあけて乾燥させます。あずきのような小さい粒は1~2日干せば完成ですが、花豆は大きいので(3cmはあります)、天気の良い日が連続して4~5日は乾燥が必要とのこと。

 

 ツルがからまりすぎて・・・

夏は日陰になって涼しいんだって(笑)

 

背丈より高いところの鞘にジャンプ!

農業は身軽じゃなきゃこなせません

 

採ったら天日干し

 

取材日は天気が良かったので豆干し日和でした♪

 「この3か所に分けて干してるのは何か意味があるんですか?」と聞いてみると、「これがおととい採ったの、あれが4~5日前、あっちが1週間くらい前。1週間前のはそろそろ仕舞ってもいい頃だよ。」あっそうか、いつ採ってどのくらい干したかわからなくならないように、分けてるんですね。

 「乾燥の具合はこうやって触ってみてもわかるんだよ。採ったばかりのはコロコロ~って鳴るけどね、乾燥してくるとカラカラ~って音がするから。」まんべんなく乾燥させるために時々手で転がして全体をかき混ぜるとのことなので、見よう見まねで私もやってみます。どれどれ・・・。すると「ほんとだ!」触った感じが全然違います。採ったばかりの豆はまだ少し重くてしっとりした感じ。乾いたら軽く乾いた音がします。よく見ると、色みも違っているようです。写真の色補正はしていないのですが、伝わるでしょうか・・(汗) 

こうしてかき混ぜながら乾燥の具合をみます

 

採ったばかりの豆はちょっと薄い色

乾燥してくるとちょっと色みがくっきりします

 

 

またまたご自宅に上がり込んでお茶をいただいてしまいました・・・渡部さんちで採れた「赤かぼちゃ」の煮物。皮まできれいなオレンジ色です。とっても美味しかったですよ!

 渡部さんの家では、こうして乾燥が済んだ豆を、地元・会津のお菓子屋さんが買いに来るそうです。実はそのお菓子屋さんというのは、このサイトでもたびたびご紹介している「花まめパイ」を作っているところ。

 下郷町戸赤集落の村おこしをきっかけに生まれた花まめパイですが、発売から1年経って、今では「出せばすぐ売れちゃう」下郷町を代表する人気商品となりました。そんな花まめパイの中に渡部さんが丹精こめて作った花豆が入っているんですね。

 

 他にも、お菓子屋さんやパン屋さん、牛乳やチーズを作っている農場など、町内の様々な場所で花豆を使った商品を作り、みんなで作品を出し合って意見交換を行っています。この中で実際に商品になるのはほんの一部。花まめパイに次ぐヒット商品は生まれるのか!?こちらも乞うご期待です。

 

 とはいえ、昔から作られてきた戸赤集落の花豆の昔ながらの食べ方といえば、やっぱり煮物。金時豆のように甘く煮た花豆は、その粒の大きさが充分に発揮されたホクホクとした食感が魅力です。次回は戸赤集落の花豆のレシピをご紹介できるかな?こちらもご期待ください♪

 

 戸赤集落で栽培された花豆は、渡部さんのように地元の食品会社へ卸したりするほかは地元で消費されます。みなさん自分たちで出来る範囲で栽培しているので、市場に出回ることはほとんどありません。ただし下郷町の物産館や道の駅では、秋から冬頃にかけて産直品として店頭に並ぶこともあります。お近くにいらした際にはぜひぜひ立ち寄って実物を手に取ってくださいね。ふっくら肉厚できれいな模様の入った花豆、戸赤じまんの一品です。

 

 

★今回も取材の様子を動画にしました♪

 

 

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