前回の、南会津町の食用ほおずきに引き続き…
下郷町でも町おこしの為に自生していた食用ほおずきを平成17年から栽培して商品化し始めました。
スムージーやジャムパン・アイスクリームなども販売し、試食会も開催して試行錯誤しているそうです
今回は、下郷町在来食用ほおずき普及会の室井ミツ子さんに取材させて頂きました。
室井さんが収穫したほおずきでジャムを作り、「道の駅しもごう」にて販売しています。
6月17日 まだ梅雨入り前ながら…真夏日の一日でした。
室井さんは、炎天下の畑も慣れたもので年齢を感じさせない程パワフルに取材に応えてくださいました!
取材の度に思っていますが…イキイキと農業をされている方はお若いですね!
季節を肌身で感じながら 身体を動かして、旬の野菜や果物を食べるという自然の摂理に合った暮らし方が
細胞をも活性化してくれるのでしょうね
例えば…夏野菜は、暑さで体が火照ったり疲れがとれずに食欲が落ちた時は、身体を冷やし疲労回復もしてくれて
冬に採れる根野菜は、身体を温めてくれて…自然の作物は人に優しいですね♪
私たちも自然を大切にする心を忘れてはいけませんね
昨年の実から種を採り、セルトレイに種を蒔いて芽が出たら 草が生えないようにシ―トを張り、育った苗を定植しました。
ポットに仮植します。繁殖力は旺盛のようです。
早いものでは、もう蕾が出ていました! 伸びてくると、柔らかい枝が地面に垂れやすいので
収穫時期は、8月~10月です。 周りにネットを張り、倒状を防ぎます。
果実は熟すると自然に落果するので拾って収穫しますが それから、落果の為のネットも地面に張ります。
ひとつひとつ拾うので手間がかかる作業です。
「食用ほおずき」を下郷町のPRの為、栽培をはじめようという話になった際、室井さんは子供の頃を思い出しました。
お母さんが食用ほおずきを山から取ってきてくれて、あまり食べ物が無かった時代だったという事もあり
とても美味しくて貴重だった事を思い出して懐かしく思い、栽培をやってみる事を決めたそうです
爽やかな香りの実をほおばると、はじける食感と共に優しい甘酸っぱさの中に、トロピカルフルーツのようなジューシーさもある
まるで・・・初恋の味!?です
恵みの雨とサンサンと降り注ぐ太陽の光を浴びて生長する様子をご覧ください★