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スタッフブログ

2013/06/14 17:31

【これぞ南会津ブランド!】南会津町 南郷トマト vol.4

 

これぞ南会津ブランド! 南会津町 南郷トマト vol.4

 

南郷トマトの生育状況レポート4回目。今回はいよいよ畑へ苗を植える「定植」です。


この時期になるともうすっかり南会津も【初夏】。ダイレクトな日差しは痛いくらいですが、風はカラっとしていて涼しく、気持ちの良い気候です。

馬場さんのハウスの向かい側はこんな感じ。

田植えから1か月、稲も元気に育ってます!

 

 南郷トマトはハウス栽培なので、畑への定植作業ももちろんハウスの中です。30cm近くまでそだった苗を、ふかふかの畑へ定植していきます。ホームセンターでよく見る苗よりずいぶん育っているように見えますが?と聞いてみると「いや、これが普通ですよ。南郷トマトはこのくらいで定植するのがベーシックなやり方。このく らいまで育ててから畑に植えることで、株がよく成長するみたいですね。」とのこと。ポットの中はしっかり根が張っていて、畑への定植でこれからぐんぐんと育っていきそうな期待感があります♪

 馬場さんの家では1万数千本というトマトを栽培するので、作業は何もかも数人がかり。家族だけでは到底手は足りませんので、人を雇って作業を行います。お手伝いに来ている顔ぶれは熟練のお母さん方。手際良く定植作業を進めます。収穫作業まで、年間を通して同じメンバーで行うそうですから、チームワークは万全ですね。

 

ポットから取り出して1つ1つ植えていきます。

早いものではもう花が咲いていました。

 そんな作業風景のなかに、たたずまいからしてフレッシュな人影がちらほら。今日は、この近くの南会津高校の1年生が数名、農業体験実習に来ているとのことで、定植作業のお手伝いをしてもらっているそうです。

 南会津高校の先生が「南会津の若者が地元の産業を知らなくてどうする!」といったことから始まった実習だそうで、南会津の主要産業である農業と林業を体験すべく、1年生の生徒たちが実際に南会津の農業・林業に従事する方々のもとで学んでいるとのこと。馬場さん宅では、馬場さんが家の農業を継いだ6~7年前からすでにこの体験実習の受け入れを行っているそうです。

 「林業のほうには男子が行ってるんじゃないですかね。もちろんうちでも男子が来ることもありますけど、こういう細かい作業は女子のほうが向いてると思いますよ。男子はなにしろ飽きっぽいからね(笑)」

 そんな馬場さんの言う通り(?)、今日来ていた女子高生のみなさんは作業に一所懸命!黙々とこなしていました。トマトを植え、女子高生たちは何を思ふ・・・。農業や林業体験をすることで「自分も地元の産業に携わる仕事がしたい」と思ってほしい!というのは求めすぎかもしれませんが、自分がその産業の現場に入ってみることで感じることは、きっといくつもありそうですよね。

 

 

 

 熟練のお母さん方に交じって作業する生徒さんたち。朝から作業を続け、取材した11時頃にはすっかり慣れた手つきになっていました。

暑さでちょっとしんなり気味?の苗。

 

定植後。これからぐんぐん成長します!

 植えている苗は、暑さのためかちょっとしんなりしているように見えます。「全然問題ないよ、トマトは暑いところの野菜だし、トマトっていうのはけっこう丈夫な植物なんだよ」と作業中のお母さんが教えてくれました。

 今はちょっと元気のないトマトですが、定植後にはた~っぷり水やりしてもらえることでしょう。・・・と思ったらこれもちょっと違うようで、「畑に根がしっかり張るまでは、あんまり水をたくさんやらないんですよ。やりすぎると背丈ばっかり伸びて、実がならなくなっちゃうんです。」

 えっ!私、自宅で育ててるミニトマトの苗、植えた日からジャバジャバとた~っぷり水やりしちゃってましたが・・・。その日、家に帰って「根が張るまでは水やりは云々」と、さも最初から知ってたかのように家族に説いて聞かせたのは言うまでもありません。

 

 トマトに限らず野菜や果物の多くは「栄養成長(樹が大きくなる成長)」と「生殖成長(実が付く成長)」があります。農業はもちろん商売ですから、実が成らなければ育てる意味はありませんが、樹が大きくならないと秋まで長い期間にわたって収穫できなくなります。なので、栄養成長と生殖成長をバランスよくさせることがこれからの管理のカナメ。水やりや肥料などを調整し、より多くの実を長い期間にわたって収穫できるよう育てていきます。

 「ベテランになると、株を見ただけで何が必要かっていうのがわかるようです。自分はまだまだですけどね。」 と馬場さん。どの世界でも経験は何よりの宝ですね。

  この日は、東京の大田市場の方々が視察に来ていました。栽培の様子の見学、そして「今年もウチの市場への出荷をよろしく頼みます」という意味での訪問だそうです。首都圏でも注目の高い南郷トマト、今年も沢山出荷できるといいですね。

 体験に取材に見学に、引っ張りだこですね!と馬場さんに声をかけると「今日はいろいろ来客があるんで自分の仕事は全然進まないですよ。まあでも、全部まとめちゃったほうがいいと思って全部今日にしてもらったんですけど(笑)」確かに。おかげでめったに会えない市場の方や地元の女子高生に会えちゃいましたのでこちらも得しました(・´艸`・)

 

 定植作業はこの日で終了、そしてこれからが栽培の本番。まもなく南会津も梅雨に入ります。「ハウス栽培だと湿気がこもりやすいから、何より心配なのは病気。一部が病気になると伝染が早いから、気が抜けないですね。」ハウスとはいえ自然相手の仕事に変わりなく、思い通りにいくことはまずありません。育苗の開始から今日まで、馬場さんは1日も休まずトマトの管理をしているそうです。「自分が日曜日休みたいって言ったってトマトは休んでくれませんしね。その日曜日がトマトにとって重要な日かもしれないし。」今は、なんとか週に1日は休めるように、管理のペースをつかんでいくことが課題だとか。

 

 

大田市場の視察の方々。

南郷トマトへの期待度も大きいですね!

 

これがハウスの天井に届くまで大きくなっていきます

 7月の後半には収穫が始まるそうで、次回はついに南郷トマトの収穫の様子をお伝えできそうです。が、その前に、 7月の上旬にはハチによる受粉作業がミツバチさんによって盛んに行われているそうですので、その頃にハウスをのぞき見してこようと思っています。

 

★今回も取材の様子を動画にしました♪

 

 

 

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