イベント【南会津イベント情報】7/2(火)大内宿 半夏(はんげ)まつり
「大内宿 半夏まつり」は、毎年7月2日の「半夏(はんげ)の日」に行われる集落裏手の高倉神社の祭礼です。白装束に身を包んだ男衆らの行列が天狗を先頭に、家内安全や五穀豊穣を祈願しながら大内宿内を練り歩きます。威勢のいいかけ声や鼓笛の美しい音色が、茅葺きの古民家が立ち並ぶ旧街道に鳴り響き、古から続く伝統に心が揺り動かされます。また、前日の夜には、提灯や行灯、ろうそくのほのかな明かりの中で宵宮祭も行われます。
高倉神社は、後白河天皇の第三皇子(第二皇子とも)である高倉以仁王(たかくら もちひとおう)を祀る神社です。高倉以仁王は、1180年頃に平氏討伐のため挙兵しましたが敗れて落ち延び、大内宿にも潜伏したと伝えられています。
その際「高峰の風吹き戻す山本にこころとどめし道しるべして」と詠い、この里が宮中の大内(だいり)によく似ているため、当時山本村と呼ばれていたこのこの地を「大内」と改めたといわれています。
また、高倉以仁王の愛妾である桜木姫は、高倉宮以仁王を慕うあまり、遠路はるばる大内宿まで追ってきたものの、長い苦労の旅によって病にかかり、18歳の若さで亡くなったといわれ、その墓が残っています。
■開催日時 | : | 7/2(火) 12:00頃~15:00頃 ※集落裏手の高倉神社で神事を行った後、12:00頃から行列が神社を降りてきます。 |
■会 場 | : | 大内宿 高倉神社(集落裏手) |
■お問合せ | : | 大内宿観光協会 TEL:0241-68-3611 (平日9:00~16:00) |
■チ ラ シ | : | 画像クリック PDF 1.3MB |
《 以前開催の様子 》
集落内には祭礼ののぼりがはためき、神社から降りてきた行列が練り歩きます。