スタッフがゆく【スタッフがゆく】南会津町南郷地区 中小屋集落の福寿草大群生地を見に行こう!
南会津町南郷地区にある中小屋集落は、国道289号沿いにある小さな集落です。毎年3月下旬から4月中旬にかけて、集落裏手の山際の斜面が黄色に色づき、多くの見物客で賑わうことで知られています。
黄色の正体とは、春を告げる花「福寿草」のこと。山際の斜面のかなり広い範囲で福寿草が顔をのぞかせ、黄金色に輝いています。この様子から中小屋集落では福寿草を「こがね」と呼んでいるそうです。訪れるみなさんに福寿草の群生地を楽しんでもらおうと、メインの散策コースにはウッドチップが敷き詰められるなど、お出迎えの準備は万端です。
雪が少なかった今年は福寿草の開花も早く、すでに見ごろを迎えつつあります(3/27時点)。
ということで、3/30(土)・31(日)の週末、または4月の1週目あたりに福寿草の群生地を見物しにお出かけしませんか!東京から列車とバスで中小屋の福寿草を楽しむ日帰り旅のご提案です!
STEP1 | 北千住駅 6:42発(浅草駅6:30発)東武鉄道 特急リバティ会津101号に乗ろう! |
ちょっと早起きして北千住駅を6:42に出発する、東武鉄道の特急リバティ会津101号に乗ります。
※始発の浅草駅は6:30発です。
※写真は浅草駅で撮影したものです。
入線するリバティ |
連結部 |
車内の様子 |
STEP2 | 会津田島駅から会津バスの路線バス「県立病院経由 山口・内川行き」に乗ろう! |
特急リバティ会津は9:43に会津田島駅に到着します。改札を抜け玄関を出たら右手です。ロータリーに会津バスのバス停がありますので、9:55発「県立病院経由 山口・内川」行きに乗ります。
※会津バスは前乗り・前降り・後払いです。乗る際に整理券を忘れずに取ってください。
※Suica、PASMOなど交通系カードは使えません。降車時に現金を乗降口脇の運賃箱に入れて精算します。
※車内では1万円札、5千円札の両替はできませんので、乗る前に両替してください。
※会津田島駅⇒中小屋は1,050円です。
会津田島駅 |
会津田島駅前 |
会津田島駅バス停 |
STEP3 | 中小屋集落で福寿草を愛でよう! |
バスは10:40に中小屋に到着します。バス停から南郷方面を見ると「福寿草 保存地区」の看板が見えます。家の角を曲がって斜面を見ると、一面に真っ黄色の福寿草が目に入ります!
散策路からはみ出さないように注意しながら、福寿草の大群生地を楽しんでください!
中小屋バス停を降りたところ |
中小屋バス停 |
福寿草保存地区の入口 |
STEP4 | 道の駅 山口温泉きらら289でのんびりしよう! |
南会津の遅い春を告げる福寿草を楽しんだら、国道289号を南会津町南郷方面へ約850mのところにある「道の駅 山口温泉きらら289」でのんびりしましょう。
きらら289前を会津田島駅行きのバスが出るのは15:03です(きらら289入口すぐ脇にバス停があります)。レストランでお食事、売店でお土産の買い物、そして、広々とした温泉でのんびり過ごしことができます。大広間でのんびりするもよし、マッサージチェアでこりをほぐすのもよし、日頃の疲れを癒してください。
※お食事はレストランでも、大広間でも召し上がることができます。
きらら289の外観 |
きらら名物トマトラーメン |
ナトリウム-塩化物泉 やや茶色・緑色がかったお湯 |
STEP5 | 16:41発 下今市行きの普通列車に乗ろう! |
路線バスが会津田島駅に到着するのは16:00。普通列車が出発するのは16:41。少し時間がありますので、会津田島駅の玄関横に設置されている「地酒自販機」で南会津のお酒を味わってください。お酒が気に入ったら売店で購入することもできます。
また、売店やまなみでは、起き上がり小法師や赤べこの絵付け体験もできますので、興味がある方はぜひお試しください。
南会津自慢の地酒が試飲できる自販機 |
売店やまなみの地酒 |
赤べこ・でか起き上がり小法師絵付け体験 |
帰りはリバティではなく、普通列車と特急スペーシアを利用します。
まず、会津田島駅から16:41発の普通列車 下今市行きに乗車します。夕暮れの会津鉄道・野岩鉄道の車窓の景色を楽しんでください。
列車が下今市駅に到着するのは18:18。待ち合わせは2分。18:20発の特急けごん46号に乗り換え、北千住駅に着くのが19:50です(浅草駅着は20:05)。
中小屋の福寿草を楽しむ日帰りのんびり旅。ぜひ試してください。